花森安治の仕事

花森安治の仕事

1,540円 (税込)

7pt

4.6

花森は編集長として、『暮しの手帖』をどのように作っていたのでしょうか。取材を通して花森という人物に興味を抱いた元新聞記者の酒井寛さんは、花森の没後『暮しの手帖』の編集部員やOBなどから聞き取りを重ね、その仕事ぶりを明らかにしていきます。さらに学生時代や、花森自身があまり触れなかった大政翼賛会時代の資料を発掘することで、社会に発信し続けた、ジャーナリスト・花森の仕事の全体像を浮かび上がらせています。

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花森安治の仕事 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2017年06月08日

    読んで良かった本。
    何となく「暮しの手帖」というと今の『テイネイナクラシ』派の土台というか総本部みたいなイメージで敷居が高いような高くないような。憧れる部分もありつつぶっちゃけ面倒…というような、良く知ってる方には無礼極まりないイメージを持っていてすみません。
    私は大いに誤解していたのだけど、戦後は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月11日

    『暮らし』を良くしたいならば、左とか右とか、関係ない。小沢一郎ほか政治屋さんは、『生活第一』をマニフェストに掲げて言う。しかし、暮らしと生活は別物だ。本書を読むとそれがわかる。暮らしだけは複数形になりうる。

    これはあなたの手帖です
    いろいろのことが 書きつけてある
    この中の どれか 一つ二つは
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    Posted by ブクログ 2012年02月23日

    これは、1988年に朝日新聞社から出た本(1992年には朝日文庫に入っています)ですが、今年が花森安治生誕100年ということでそれを記念して、それに日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した作品でもあるということで復刊されたようです。

    あれほど期待し信じていた民主党にすら、腐敗しきった自民党まがいに裏切...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月18日

    『暮しの手帖』初代編集長・花森安治の仕事ぶり、生きざまを描いた一冊。
    昭和の香りをたっぷりまとった信念のヒト。こういう人の下で働くのは、きっとその時は辛くて大変なんだろうけれど、後になってその意味がじんわり分かって感謝の気持ちでいっぱいになる、という感じなんだろう。
    信念をもったヒトに仕えてみたいと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月02日

    断片的に
    読んできた
    「暮らしの手帖」の
    あれやこれやが
    ゆっくり
    つながっていく

    どんな「仕事」にも言えることだけれど
    やっぱり
    行き着くところは
    その「人」なんだなぁ
    と 改めて思う

    だから
    「暮らしの手帖」が
    存在したんだ
    を 確信(!)できる
    一冊です

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