膚の下(上)

膚の下(上)

1,254円 (税込)

6pt

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荒廃した地球を離れ火星での250年間の凍眠を決断した人類は、地球の復興作業にあたる機械人を監視するため、人造人間アートルーパーを創造した。その一人、訓練部隊の慧慈軍曹は火星行きを拒む残留人一派と遭遇、交戦する。創造主から傷つけられた体験、そして機械人アミシャダイらとの出会いを経て、慧慈は自らの存在意義を問いなおし始めるが……。『あなたの魂に安らぎあれ』『帝王の殻』に続く「火星3部作」完結篇

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  • 膚の下(上)
    1,254円 (税込)
    荒廃した地球を離れ火星での250年間の凍眠を決断した人類は、地球の復興作業にあたる機械人を監視するため、人造人間アートルーパーを創造した。その一人、訓練部隊の慧慈軍曹は火星行きを拒む残留人一派と遭遇、交戦する。創造主から傷つけられた体験、そして機械人アミシャダイらとの出会いを経て、慧慈は自らの存在意義を問いなおし始めるが……。『あなたの魂に安らぎあれ』『帝王の殻』に続く「火星3部作」完結篇
  • 膚の下(下)
    1,276円 (税込)
    「われらはおまえたちを創った。おまえたちはなにを創るのか?」それが訓練部隊・間明少佐の別れ際の言葉だった。梶野少佐指揮下の実戦部隊に配属された慧慈は地下都市・破沙へ赴くが、強硬な火星移住策を進める国連軍に反感を強め、アートルーパーの独立を宣言した。さらにナノテクによる地球復興を目論む一派との交渉は、慧慈に独自の世界観による復興を決意させる。それは残酷な創造主への道だった。神林SFの到達点

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膚の下(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年04月12日

    ひとに作られたひとが、世界を造るに至るまでの物語。
    『あなたの魂に安らぎあれ』『帝王の殻』に続く3部作のラストにして根源。

    ……ものすごく繊細で、優しく、すべてを認めようとした人造人間が、残酷なほどの“創造”を行うまで。
    「すべてを救う」と彼が言った瞬間に鳥肌がたちました。その技法は、『あなたの魂...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年11月11日

    三部作の中でこれがいちばん読み応えがある。長さだけじゃなくてキャラクターが活き活きしてました。犬好きにはたまらない。最後は泣ける。

    0

    Posted by ブクログ 2010年04月17日

    <poka>
    分厚い上下巻だが、一気に読めた。
    物語の最後に「実加」といっしょに泣いてしまった。
    この小説に出会たことに感謝。
    カラスをみると思い出します。

    三部作の三部から読むことになったが、このあとは物語の時系列に従って、二部、一部と読みました。三部だけ読むのも可。

    <だいこんまる>
    私は一...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年01月21日

    火星三部作の第三作。上下巻。
    出版は
    「あなたの魂に安らぎあれ」「帝王の殻」「膚の下」
    ですが、時系列でいくと、
    「膚の下」「帝王の殻」「あなたの魂に安らぎあれ」の順。
    時系列に従って三作品再読したい。

    三作品の中ではこれが一番好き。
    神林さんは難しいけど読み応えがあって
    いろいろ考えさせられる。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年11月05日

    シリーズを通して日本人独特の感性を織り込んだすごいSF大作だと思う。そのなかでもこの話はどこか美しさを感じた。

    0

    Posted by ブクログ 2009年11月17日

    「われらはおまえたちを創った。おまえたちはなにを創るのか?」それが訓練部隊・間明少佐の別れ際の
    言葉だった。梶野少佐指揮下の実戦部隊に配属された慧慈は地下都市・破沙へ赴くが、強硬な火星移住策を
    進める国連軍に反感を強め、アートルーパーの独立を宣言した。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年06月12日

    実加に字を教える場面、慧慈の脳の中で発火する発見の連続が凄まじい描写だった。釘付けになってなかば焦りながら文を追って読んでしまったのに、そのイメージはスローモーションで再生されているかのように頭の中に膨らんでいって、強烈な印象を叩きつけられた感じ。そのまま慧慈の感覚をなぞる体験をさせられてびっくりし...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年08月19日

    火星三部作の最終作。

    人に限りなく近づけて作られたサイボーグ「アートルーパー」を主人公にしたSF小説。

    「人間でないもの」の目を通して荒廃する地球に住む人間たちを描くことで、「人とは」「人の創造主とは」「創造とは」を読み手に考えさせる小説だ。

    後半の主人公が提唱する地球の保護方法はどこか宗教め...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年11月02日

    途中まではかなり面白く読んでいたけれど、後半つらかったです。
    理解できなかっただけかもしれません。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年02月03日

    「こういう願いを一つひとつ叶えられるということ、それが生きているということなのだな、と。生きていくというのは、ほんの些細な願いの積み重ねで成り立っているものなのだ・・・」

    下巻が楽しみです。

    0

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