死して咲く花、実のある夢

死して咲く花、実のある夢

770円 (税込)

3pt

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三名の首都圏情報防衛軍団兵士が帯びた特別任務は、首相の行方不明になった愛猫を捜し出せ、というもの。ただし、その猫は、脳に貴重な情報が入力された、人類の存亡を決する猫なのだ。しかし、三名は、コンタクトしようとして失敗。しかも、現在地不明のここは、すでに死後の世界なのか? 俊英が描くSF長篇

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死して咲く花、実のある夢 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すごく不思議ででも泣きたくなるくらい綺麗な世界にひたーっとひたれる作品。この不条理差は絵本的世界観に近いのかも。たむらしげるさんにクジラ書いてもらいたい(笑)

    最後の終わり方が好き。

    0
    2017年06月22日

    Posted by ブクログ

    フムン。久しぶりの神林だけど、相変わらずはずれのない作家だよなぁ。はずれになる理由があるとするならハヤカワのサイズがでかくなったぐらい。早く戻せ馬鹿。で、感想。おもしれぇ。月並みな表現だが本当に面白い。何がってまず、突如「ここは死後の世界」とかなる。異次元とかじゃない。そして、死とは何か、意識とは何

    0
    2011年04月02日

    Posted by ブクログ

    「納得して、生きろ。疑ってはいけない。干渉があるだろうが、まどわされてはいけない。自分を信じろ。いいな?」

    0
    2010年08月06日

    Posted by ブクログ

    この世には二種類の人間がいる。
    死んでいることに気づいている者と、そうでない人間の、二種類。
    自分の死に気づいている者は、当然ながら死んでいる。
    死んでいることがわかっていない人間は
    生を信じるがゆえに、やがて死を受け入れざるを得ない。
    ようするにこの世は死者でいっぱいだ。

    タイトルがアレなせいか

    0
    2010年01月31日

    Posted by ブクログ

    主人公の先輩の性格がラテルぽくて好きです。
    題名と表紙だけを見ると宗教書のようですが、中身は、夢と現実の混ざり合う世界を描くSFです。
    最後泣けます。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    借本。
    最初の文章を頭において読み進めると、とても面白く楽しい本。
    (忘れると難解な本になるかも)
    展開が、やんわりと脳みそをかき回されつつも、
    最後はウルッとくるものがあり、なかなか。
    「読んでよかった〜」と思わせる一冊。

    0
    2010年08月31日

    Posted by ブクログ

    これは面白い
    最初と最後は特にいい
    解説の「世界はそこにそう見えるようにあるわけではない」
    は同感です

    0
    2020年02月13日

    Posted by ブクログ

    神林作品のちょっと前に出た作品群の中では一番好きな作品。多分、読み返した回数で言えば五本の指に入ると思う。

    いつものように突如として世界が不確定なものになってしまい、その世界に主人公達が翻弄される話。感触的には、舞台設定は全く違うのだけど「今宵、銀河を杯にして」あたりに似ている気がする。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    日本スペオペ界の重鎮神林長平先生のSF小説。都圏情報防衛軍団兵士降旗勝情報少尉、大黒桂一等情報士、知念翔起情報軍曹の三名が首相の行方不明の愛猫(アメショー)
    を探す為新兵器マタタビ装置によって現地に飛ばされた。だがそこは空には絶滅したはずの鯨が飛び交い、200メートル下には生まれ故郷が広がっっている

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    神林氏の小説は、哲学的な内容をバックグラウンドにしながら、哲学的文学にありがちな、登場人物たちの悶々とした内面描写をあまり感じません。たぶん神林氏の描くキャラ達は自分なりの独自の哲学(線引きと割り切り)が出来ているキャラばかりだからだと思います。登場人物たちは自らの生き方を貫きながら、同時に読者には

    0
    2015年04月10日

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