アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風

アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風

924円 (税込)

4pt

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地球のジャーナリスト、リン・ジャクスンに届いた手紙は、ジャムと結託してFAFを支配したというロンバート大佐からの、人類に対する宣戦布告だった。ついに開始されたジャムの総攻撃のなか、FAFと特殊戦、
そして深井零と雪風を待ち受けていたのは、人間の認識、主観そのものが通用しない苛酷な現実だった。『戦闘妖精・雪風〈改〉』『グッドラック』に続く、著者のライフワークたる傑作シリーズ、待望の第3作。

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アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年01月31日

    言葉にすること、言葉によって作られるものに関した話が印象的だった。最後のシーンは爽やかで清々しく、希望を感じさせる美しいシーンだった。

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    Posted by ブクログ 2021年02月04日

    凄いのひと言。好きそうな人をイメージできる作品なので好きそうな人に勧めたいシリーズですね(笑)大変な力作で快作です。

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    Posted by ブクログ 2018年12月09日

    「科学」「宗教」「哲学」「論理」「思想」とかそういうあたりのことを
    正体不明の異星体との戦いを通してえんえんこねまわすSF
    つまり結局SFとは何なのかに戻ってくる気がする
    とりあえず「哲学」は正体不明で「思想」はなじみうすいので「宗教」で代表

    小説としてみるといわゆる作者のライフワークという名の下...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月05日

    航空戦から引き込まれた戦闘妖精・雪風シリーズが、気がついたら言語SFとなっていた。何を言っているのかわからないが、刺激的で且つ大満足。問題はいつになったら「I have control」と自信を持って言えるような生き方ができるのかだ。ところで、「戦闘妖精雪風<改>」だけ未読だが、やはり読もう。

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    Posted by ブクログ 2014年11月16日

    言葉という武器。認識というトラップ。インターフェイスという戦場。

    不肖鴨、もぅ20年以上SFを読み続けていますが、これほど過激な(物理的な意味において、ではなく、構造的な意味においてです)戦闘シーンを目の当たりにしたのは初めてです。
    シリーズ第一作では、「人間と機械の相克」が主なテーマでした。が、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年08月11日

    神林長平の雪風シリーズが好きなら外せない本。
    読んだ直後「このシリーズも行くところまで行っちゃったなー」と思わせましたが、『いま集合的無意識を、』を読んだ後だと、スッキリします。なるほどそういうことかってね。
    おすすめ。

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    Posted by ブクログ 2013年03月31日

    ジャムの代理人による人類への宣戦布告から始まる第三部。
    だが中身は戦争ものというよりも“意識”や“世界”、“リアル”という諸認識を探る哲学書の趣――なのだが、これが面白いのだから実に困る、いや困らないか(笑)。

    そして、第三部にして、ようやっと、深井大尉は戦闘を宣言したのだな。

    「おれは、人間だ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月04日

    いよいよFAFと特殊戦がジャムの総攻撃にさらされる……のだが、戦闘描写については前二作よりも少なめ。それよりも哲学的問答が多くなり、人間とは何か、ジャムとは何かを幾度となく問いかける。ジャムの攻撃によって、主人公達も、そして読者も予想のつかない展開に巻き込まれて行くのには驚いた。一応空戦ものなのだが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年06月30日

    3冊を一気読みしました。巻が進むごとに難しくなって会話が増え皆さん饒舌です。
    アンブロークンは★4かなと思ったけど最後のシーンがよかったので5つです。
    哲学的で疲れますがやっぱり面白く、次も読みたいです。

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    Posted by ブクログ 2021年01月02日

    シリーズ3冊目。
    異星体との闘いを描いたSFながら、哲学的というか、自己とは何か、ということを掘り下げていくのは変わらないけど、今回は量子論も絡んできた。「素人が一知半解で量子論を持ち出すんじゃない」と予防線も張っている(笑)。
    禅問答的な会話の応酬が多いので、そういうのが嫌いな人にはかなりウザいか...続きを読む

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