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Posted by ブクログ
言葉という武器。認識というトラップ。インターフェイスという戦場。
不肖鴨、もぅ20年以上SFを読み続けていますが、これほど過激な(物理的な意味において、ではなく、構造的な意味においてです)戦闘シーンを目の当たりにしたのは初めてです。
シリーズ第一作では、「人間と機械の相克」が主なテーマでした。が、この第三作に至っては、第一作のテーマすら小さいと思えてしまうぐらい、斜め上の世界に到達しています。もぅ本当に、タイトルで損をしている作品。爽快なスカイ・アクションを期待していると肩すかしをくらいますが、それ以上に激しい「思考の格闘」が、壮絶なヴィジョンと共に眼前に立ち現れます。
作品の前半部分は、主要な登場人物が主観的な目線で、ひたすら自己の思考を執拗なまでに克明に詳細に記載していきます。読者としてはかなり冗長なフレーズなんですが、物語が大きな展開を見せる後半部分において、ここまでもどかしいストーリー展開の理由が明らかにされます。
この作品を読むという、その行為さえが世界観に取り込まれているというこの驚愕。
それらの重層的構造を扨措いても、ラストシーンの雪風の美しさよ!続編を切に期待します。
Posted by ブクログ
一体どういう世界が描かれているのか訳が分からないよ、と言いたいところが、いや意外と分かるというかなんというか。ジャムというのが何を考えているのか分からんぞ、でもそこを想像したり何やらで考えてみる、思考実験というのか、そういうのも大事とは思うけど、このレベルまで頭を働かせると言われたらもう降参よな。
でもってこのAI大流行のこの時代に、機械を理解するみたいなのはSFではなくもはや現実かもしれんわけで、そういう意味でも時代を先取りしているというか、なんとも興味深い。
そんなこんなで、難しすぎて分からんというところに至るギリギリのところで、そこまでSFファンでない人でも面白く読めるような。
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小説・文芸
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