中国に立ち向かう日本、つき従う韓国

中国に立ち向かう日本、つき従う韓国

1,540円 (税込)

7pt

米国の忠実な同盟国だった韓国、同じ資本主義陣営の仲間とばかり思いこんでいた韓国が既に中国に取り込まれている。そう言うと、中国大陸の状況に詳しくない多くの日本人は驚かれるかもしれません。
ただ、これは現在進行形で起きている現実、東アジアの新しい秩序です。
韓国は軍事機密の円滑な交換を約束する軍事協定を日本と結ぶはずでしたが、中国の恫喝によって署名の当日に拒否しました。しかも、日本との協定は反故にしたのに、中国に対して軍事協定を申し入れました。
結べば米国が韓国に与えた機密情報が中国に筒抜けになってしまいます。
韓国は金融の命綱も中国に託しました。いざという時のために、韓国は日本や中国とスワップ協定を結んでいましたが、人民元の国際化に対する協力と引き替えに、中国との通貨スワップを延長してもらうことを決めました。ドル体制を揺さぶる中国。
そのお先棒を同盟国の韓国が担ぐとは、米国の心中も穏やかではないでしょう。
この変化を最初に描いたジャーナリストが、日本経済新聞社・編集委員の鈴置高史氏でした。韓国の中国接近で東アジアの力関係が揺らぎ始めています。
激変する北東アジアで日本は何を考えるべきか。それを知るのに最適な一冊です。

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中国に立ち向かう日本、つき従う韓国 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今現在の東アジアを取り巻く状況を知るには、うってつけの本。韓国の不可解な言動も歴史を元に考えればすぐに理解できる。

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    2014年05月03日

    Posted by ブクログ

    日経ビジネスのWebサイトでこの作者のコラムや対談をいつも興味深く読んでいますが、それが本にまとめられたというので、買ってまとめておさらいしました。
    中国や韓国について書かれた本の中には、感情論的なものが多いように思うのですが、これはリアルな現実のパワーポリティクスの中での中国と韓国の行動理由を、デ

    0
    2013年03月03日

    Posted by ブクログ

    日中韓米の関係を歴史と地政学の観点から紐解く。
    刻々と変化する情勢を踏まえ、冷静、的確に分析・解説されている。
    ところどころで挿入されている対談も理解を深めるのに有益。
    ややセンセーショナルな題名とは異なり(とはいえ内容は題名のとおりなのだが)、煽情的な部分は見られない。
    日本国民に幅広く読まれて欲

    0
    2014年02月17日

    Posted by ブクログ

    韓国という国が一体何を考えているのか?一体どういう国なのかをただ知りたいと思いこの本を手に取った。結果から言えば思っていた以上にたくさんの知識を得る事が出来て正直驚いている。また、今この時期にこの本を読んで本当に良かったと思う。
    はっきりとわかった事、それはどれほど日本が韓国を好きになろうが、今後ま

    0
    2013年10月08日

    Posted by ブクログ

    一読の価値あり。
    中国・韓国というと、感情論が先に立つ場合が多いが、本書は冷静客観的に近年の情勢について読み解いている。

    日本は島国で近隣諸国の目まぐるしい変化に疎くなりがちだが、昔の感覚で物事を判断すると足元をすくわれる。
    本書はそれに警鐘を鳴らしている。

    本書は日経ビジネスオンラインのコラム

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    2013年05月01日

    Posted by ブクログ

    これを読むことで、反日と親中と大きく舵をきった韓国政権と、中国と袂を分かれようとする北朝鮮の立場が理解できました。大国と隣接する国家の厳しい選択がわかりますが、もうちょっと日本に対しては大人の対応をお願いしたいのですが。

    0
    2014年02月06日

    Posted by ブクログ

    最近の日中韓の動きが、
    うまくまとめられていたと思う。

    知らなかった韓国の事情も分かって良かった。

    0
    2014年01月15日

    Posted by ブクログ

    タイトルから日本と韓国の対中国論かと思っていたが、実際は韓国の国としての成り立ちや考え方などがほとんどの内容であった。特に韓国の国民感情については新鮮な内容であった。また、中国の外交政策が韓国とのやり取りでよくわかるものであった。一言、我がのことだけを考える外交であるが。こんな国が世界の覇権を持てる

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    2013年08月25日

    Posted by ブクログ

    中国側につくのか、米国側につくのか、選択を迫られている韓国の状況を分かりやすく書いた本。

    歴史的にずっと中国の従国だった韓国にとって、中国の存在は、日本にとってのそれと比べ物にならないくらい強大なものなのだと感じた。

    0
    2013年03月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    過剰反応する韓国の反応を見ながら日本の明日を考えるというスタンスで韓国の反応を通じて中国との距離感を考える本。プロローグと第四章の扉に濃縮されている。しかし、韓国は利害計算ではなく『時代精神』によってあっち(北京)のチームに戻っていくのかねえ・・・まあ、たしかに法治すら定着しなかったわけだからなあ・

    0
    2018年10月14日

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