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Posted by ブクログ
天才肌の登場人物たちの中で、唯一〝人間臭い〟キャラクター流(みつる)。このシリーズは論語、達也、撫子らそれぞれがみな主役の青春群像劇でもあるのだが、個人的にはこれから先「流」がどのように成長してゆくのかが楽しみでならない。おそらく読み手の多くも、(とりわけ双龍会の場面では)「流」のいかにも〝人間臭い〟視点からドラマを眺めているのではないだろうか。その意味で、重要な狂言回しの役割を担っているのがこの「流」なのである。
シリーズ第二弾であるこの『烏丸ルヴォワール』では、「流」がその人間臭さゆえ敵方の陰謀に翻弄されることになる。伝説の龍師「ささめきの山月」、「流」同様コンプレックスを抱えたまま姿を消していた「烏有」ら新たなキャラクターも登場。双龍会における容赦ない騙し合いのスリリングさは相変らず、息を詰めて読み切ってしまった。
今後「ささめきの山月」はどのようなかたちでストーリーに絡んでくるのか? はたして「黄昏卿」との直接対決はあるのか? ますます楽しみになってきた。
Posted by ブクログ
烏丸でまた会いましょう、なお話(?)。
「ルヴォワール」シリーズ第2弾。
京都に伝わる書「黄母衣内記(きぼろないき)」の所有者が事故死してしまい、その継承に関して兄弟が争い合うが、、、。
前作登場人物たちがまた騙し騙され合い、時に対立構造になりかけるが、結局は、、、。
強敵「ささめきの山月」が登場し、双龍会だけでなく、人間関係をも引っ掻き回す。
果たしてその正体は、、、。
今作では双龍会の前段階、どのようにして何を双龍会に持ち込むかに重きが置かれ(?)、いざ持ち込まれた時に実は、、、な真相が明かされる。
第一章からいきなりどんでん返しがやってきて、驚かされた。
第一章の衝撃がデカ過ぎたためか、後半のどんでん返しはそうおおきな驚きはなかったかと。
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