暗殺者たち

暗殺者たち

1,408円 (税込)

7pt

4.0

安重根による伊藤博文暗殺。大逆事件で処刑された幸徳秋水、管野須賀子、大石誠之助。生きのびた荒畑寒村……。日本近代史のなかの人々が、いまそこに生きている人として語りなおされ、歴史の記述にはおさまらないいきいきとしたポルトレとして浮かびあがってくる。小説ならではの達成として動乱の時代を語る画期的な長篇。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • ページ数
    190ページ
  • 電子版発売日
    2013年11月15日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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暗殺者たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    独特の構成。
    これだけでもこの本を読んだかいがある位、なかなか珍しいと思うし、かつ、成功している。
    現実を苦々しく見るだけで受け入れるしか手が無い大多数の人間の象徴として漱石という日本を代表する知識人の動向を基底におきつつ、現実を能動的に変えようとする暗殺者達の協奏、特に伊藤と安の同質性が上手く描か

    0
    2013年07月23日

    Posted by ブクログ

    夏目漱石の、全集にも収録されていないエッセイをネタ元に、ロシアの日本語学科学生に講義するという設定が斬新。

    伊藤博文を暗殺された者としてだけでなく、暗殺した側としても捉えているのが面白い。

    どこまでが史実でどこまでがフィクションなのかもよく分からず、一番ページが裂かれているのが伊藤でも、伊藤を暗

    0
    2021年11月26日

    Posted by ブクログ

     ロシアのサンクトペテルブルクに招かれた一人の日本人作家が、徳川時代のロシアと日本との「縁」を語る中で、漱石の小説『門』に描かれた伊藤博文暗殺事件と安重根、そして漱石が所属した東京朝日新聞記者の杉村楚人冠と幸徳秋水との関わりが紐解かれていく。小説の体裁をとった歴史エッセイ、というところか。連想が連想

    0
    2024年10月24日

暗殺者たち の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • ページ数
    190ページ
  • 電子版発売日
    2013年11月15日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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