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Posted by ブクログ 2023年01月09日
色は物理学的にどういうものなのか。
色は人間にとってどういうふうに見えるのか。
前者の出発点がニュートンで、後者の出発点がゲーテです。
この2つの視点から、色について見ていきます。
なので、最初の方は生物学寄りで、最期の方にかけて心理学寄りになるという構成です。
色には色相、明度、彩度の3つのパラ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月25日
まったく専門外の事象をわかりやすく、興味が持てるように説明してくれるのが新書の醍醐味だと思うのだけど、そういう意味でこの本はとても良かった。タイトルから想像する以上に中身はかなり科学的な知見から構成されており、色彩に関する過去の主たる研究について文系の私でもすんなり読めるように構成されている。(数式...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
本書は、題名の通り「色彩心理学」について述べられている内容です。
そして、入門と書いてありますが、結構詳細な部分まで述べられています。
このような内容に対しての書評は、素人には無理だと思いますので、重要な章だけ
要約していこうかと・・・長くなりますが(笑)。
第一章:ニュートンにおける光と色
色彩...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
なかなか面白く、デザインを志す人は、さらりと一読するといいのではないでしょうかね。
片眼だけ色盲の人がいて、色盲の人が本当はどう見えているのか研究できたそうです。光の三原色といいますが、人間にRGBのセンサーがたまたまあるから三原色なワケです。本当は、赤の外側と紫の外側はつながっていないのに、人間...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月06日
[ 内容 ]
色彩の研究は、ニュートンの実験に始まり今日の色表示体系に至る流れと、ゲーテの観察に始まる、色の主観的な体験の現象学の流れとがあり、そこに両者に欠けた色覚の生理学の流れが加わっている。
さらに色には、感情や文化と結びつく複雑な側面もある。
この広範囲におよぶ色彩のさまざまな問題を、主要な...続きを読む
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