薬の話

薬の話

792円 (税込)

3pt

4.0

近代医薬品の開発には、長い年月と莫大な経費、そして数知れぬ研究者たちの労苦の積み重ねが必要とされる。その結実は、人類をさまざまな病苦から解放すると同時に、“新しい”薬への過信の入り混じった、いわば薬の氾濫の時代を生み出してしまった。本書は、ペニシリン、モルヒネ、ビタミンB、インスリン、タカジアスターゼなどの身近な薬品開発のドラマと、効能や副作用のメカニズムを多彩なエピソードを混じえて語り警告する。

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薬の話 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2010年08月22日

    すべてを理解して読んだわけではないが、
    「文学作品」を凌ぐ、魅力のある本だと想った。
    語り口が、自然で、なめらかで、スリリングなところも惹きこまれた。

    至福の720円☆

    「毒の薬」も、読んだが、
    きらきらした硝子のオルゴールのような本だと思った。

    どこから読んでも、なんど読んでも、飽きることは...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    有機化学を少しでもさわった人なら楽しめるのではないでしょうか〜 話の入りは昔の文豪と薬とのエピソード(ex.胃潰瘍の夏目漱石とタカジアスターゼ)で、そこからその薬の誕生秘話について語られます。ちゃんと効くメカニズムも科学的に解説されています。文字で説明するとちょっと分かりにくい部分もありますが、「一...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月06日

    薬の歴史について、文学作品なども絡めてわかりやすく解説されています。難しい部分もありますが、いずれも身近な薬についての話なので、興味深く読むことができました。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年04月06日

    [ 内容 ]
    近代医薬品の開発には、長い年月と莫大な経費、そして数知れぬ研究者たちの労苦の積み重ねが必要とされる。
    その結実は、人類をさまざまな病苦から解放すると同時に“新しい”薬への過信の入り混じった、いわば薬の氾濫の時代を生み出してしまった。
    本書は、ペニシリン、モルヒネ、ビタミンB、インスリン...続きを読む

    0

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