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優しい子に育ってほしいけれど、自分の意見を言えないようでは困る。自分の意志を持ってほしいけれど、わがままなのはだめ。子どもが育つとき、自己主張と自己抑制が共にできることが大切なのはわかっていても、そのバランスは難しい。両者を等しく重視するイギリスと、自己抑制を尊重しがちな日本を比較教育学を用いて比べながら、子どもたちはどうやってこれらを身につけていくのか、親はそのためにどうすべきかを探る。
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Posted by ブクログ
”最近の親は子どもを叱れない”ということを聞くが、それにはこんなにも深い理由があるのかと考えさせられた。 まず、日本では”叱る母親”には悪い母親のイメージがあり、子どもをしかることを躊躇しているということ。そして母親は子どもが集団の中でルールを守れないことに敏感になり、子どもに原因や理由を聞く前に...続きを読む一足とびに謝らせたり、我慢させたりしていること。 親自身も我慢をしているので我慢できない子どもに対して暴言や暴力をふるってしまっていること。 それを解決するためには親も自分の意見を他人に言えるようにし、自己表現をつけていくことが現代の日本では求められていること。見本にできるのがイギリスの子育てであること。 日本での子育てがうまくいかない理由の研究結果についてその深さに自分としては感銘を受けた。
自己肯定感が高い子を育てることが一番。精神的に余裕があれば、自分も他者も尊重し、向上心高く強く生きれる。
イギリスのいい子日本のいい子―自己主張とがまんの教育学。イギリスでは自己主張と我慢の両方をきちんと出来る子供がいい子とされる。日本では自己主張が軽視され、我慢が出来る子、自己抑制が出来て協調性がある子がいい子とされる。だから日本人は大人になっても最低限の自己主張が出来ない未成熟な人間になってしまう。...続きを読む自己主張軽視、我慢重視の日本の教育に警鐘を鳴らす良書です。
日英のコミュニケーションに対する気持ちについてのレポートのため読んだ いくつかのアンケート、例を掲げて幼少時代の育て方による自己主張・自己抑制のバランスについて英・日・米を比較 子育てに興味のある人におすすめ
自己主張と自己抑制のバランスを見直さないと、いまの経済社会で日本人は不利益を被る。 が、日本国内にいる限り、世界の他文化に比べて日本社会が特異な存在であることに気づかない。 本書を読むと、そうした点に気づくことができる。 なお、日本社会では子育て中の主婦等に冷たい人が多いという話は、日本人は内には配...続きを読む慮するが、外には無関心という「内と外」で説明すべきだと思う。
書店で見つけたときは、単にイギリス人と日本人の価値観の違いがわかるのかな?という程度で手にとりましたが、子育て面にウェイトが置かれているとはいえ、かなり奥の深い本だと感じました。 読んでいて特に感心したのは分析の切り口です。単に言葉で延々と説明するのではなく、分析を例えば2軸で行い(例:日本人の特性...続きを読むをオモテ・ウラの軸とウチ・ソトの軸に切り分析する)、図示しながら説明しているなど、コンサルティング・ファームがやりそうな方法で説明していることです。 その意味で日本が抱える問題点はかなりクリアーに説明されていると感じました。
英:自己主張すべき場面では主張し、抑制すべき場面では抑制する。 日:自己主張すべき場面でも抑制し、抑制すべき場面でも抑制する。 米:自己主張すべき場面では主張し、抑制すべき場面でも主張する。
自己主張の強いアメリカ人、自己抑制の強い日本人、両方に長けているイギリス人を比較し、今後の日本における子どもの教育(主張できる、かつがまんができる子どもへの教育)を模索する。 本書で、著者はイギリスの文化が良いと言っているのではなく、例として提示している。 自己主張もできなければ自己抑制もできない...続きを読む最近の日本人の傾向に警告し、周りの者の気持ちを配慮しながら自己主張(自分の考えを伝える)できる人間育成、環境づくりを提示する。
2017.10.2 文面論文らしく固いので読み物としては読みづらいところもありましたが、育児中の身としては気づかされる部分も多々あった。 親が揺らいでは子も揺らぐ。 私は外国人の友達や、海外で生活した経験がないので、アメリカとイギリスと日本の比較がおもしろけった。
「常識って何だろう?」という事を考えさせられる1冊でした。 国が変われば常識も変わる。日本で非常識だと思われる行動も国が変われば当たり前の事かもしれない。例えば、目の前に地図を持って困った顔をしている人がいたとする。そこで声を掛けようとするといつも友達に「知らない人だょ!やめときなょ!」といつも止め...続きを読むられそうになる。けど、海外に行くと周りの友達の方が率先して声を掛けている。大切なのは、「これは常識的に考えて...」と考えて行動をするよりも自分が「正しい」と思う信念に基づいて行動をする事の方が良い事もあるのだと思わせてくれる一冊でした。
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イギリスのいい子日本のいい子 自己主張とがまんの教育学
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佐藤淑子
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