無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
東京から瀬戸内の小さな島に山村留学させられた中学生二年生の浩次。留学以来父親とは連絡が取れず、島流しに遭ったのではとさえ考えながら、どうしようもなく退屈な日々を東京から持って来た本とCDでやり過ごしている。だがある日、地元民で同級生の計から水軍の宝の地図だと言って見せられた古い海図をきっかけに、浩次の夏は少しずつ変化していく。
最初は半信半疑だった浩次が、お宝話に乗っかる気になるまでの過程が飛ばされすぎな気もしたが、それについては徐々に浩次の一人称で語られて行くのでほぼ問題ない。浩次、計、花香の主要三人の人物造形も、妙に大人びていたりシニカルだったり、でも中学生らしく素直だったりして、生き生きと描かれている。結局水軍の宝を引き上げることは出来ないが、浩次はその後勉強と研究を続け、大人になって再び島に戻ってくる。きれいにまとまった、と言う言葉が皮肉にならない、爽やかな読後感の小説。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
試し読み
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸