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Posted by ブクログ
息子へ)
最近かかさず聞いているPODCAST「バイリンガルニュース」のMAMIが読んだり、言ったりしているのを聞いて、本書を手にした。今のお父さんの悩みに、ぴったりフィット。
いろいろ考えすぎて、考えたくもないのに、考えすぎて、、、考えてるのに、何か解決する訳でもなく、、、ひとと話しているときも別のことを考えてしまうせいで、ひとの話を聞き逃してしまったり、、、
本書でいっているように、まさに「思考という病」。
少し前から、これの解決策として、「瞑想」を生活に取り入れている。結構、効果あり。でも、まだまだ。
「思考という病」を、お坊さんである
筆者、小池龍之介が治してくれる。
中学高校と仏教高校で育てられたこともあって、
お父さんにとって、仏教の教えは、すっと、染み入る。
ポイントは、五感のひとつひとつをしっかり感じる時間を作るということ。
話す。自分の話を自分で聞く。
食べる。食べているときの舌の動きを感じてみる。
感じる。痒いとき、痒いから掻きたいとおもうのでなく、かゆいでとめる。
少し試してみたが、結構おもしろい。
訓練していけば「思考病」を治癒できそうだ。
五感のお話だけでなく、お父さんが「はっと」したのは、「慢」の煩悩。つまり、人からの評価を気にして自分にも他人にも言い訳して取り繕うとしてしまう煩悩。お父さんの行動の大部分が「慢」の煩悩にゆだねられていることを自覚した。
この煩悩をなくすこつは、自分を客観的に見るという方法。たとえば、誰かに何かを言われてむかついたとき。
むかつくぅー と、思うのではなく。
私は今、「むかつく」と思った。。。と、自分を、真上から観察するイメージだ。
ここまで書いてきたことを実践するのは簡単なことではない。本書の最後に脳科学者の池谷裕二との対談にあるように、「思考病」は、人類・生物の必要な機能なのだ。
でも、訓練したいとおもう。
決して、損はしないとおもう。
もう一段階、目指す自分になる方向性を「小池龍之介」にみた。
本書の教えを実践しつつ、龍之介先生の、本書以外の本も手にしたいと思う。
(お父さんの本の買い方)
BOOK・OFF \108円
(読め、もしくは、読むな)
必ず読め!
(君が・・・歳のころに)
あれこれ考えすぎてしまっていると感じたときに
Posted by ブクログ
本屋さんで目にとまった本は、自分の求めていることが書かれているの法則!
よくないことを永遠と考えてしまうことが悩みだった。考えても考えてもしょうがないのに。
自分の性格のせいなのかなぁと思っていたけど、脳のヤクザ行為だったのね。ヤクザ怖い!
よくないことを考えている、イライラしているといったときに、私は今こういう状態であるんだ、と客観視して、自分から離して脇に置くようなイメージ? これは繰り返してやらないとだな。
イライラしているから周りが気になる、逆にペンを横にくわえると楽しいことを見つけ出す検出力が上がる。すべては自分次第なのだな、と思った。
よくないことを永遠考えてしまうのは脳のヤクザ行為、良いも悪いも自分次第だと分かったら、少しポジティブになれそう。
Posted by ブクログ
人はより強い刺激を求めて暴走する生き物である。
しかし、その刺激の求め方を変えてはどうか?というのがこの本の一番言いたいことである。
街歩きをすれば、とにかく目立ちたい看板で人の目を刺激する。また音を出しながら走る車もまた、人に目立ちたいから耳を刺激する。強い香りは鼻を刺激して目立とうとし、強い味は舌を刺激して印象に残りたがる。
このように世間は刺激にあふれており、このような人工的に作られた刺激に踊らされていると「強いストレス」を感じるようになる。
強いストレスを感じるとそれより強い刺激を得ないとストレスを解消することができないので、より強い刺激を求めていく・・・という繰り返しが人の感覚を狂わせていくのである。
身近なもの、自然なものに対して集中をすることで刺激を得、ストレスも上手く意識することで上手く回避できるようになる術を教えてくれるのが本書なのである。
言われてみれば自分自身も外の強い刺激ばかりを追い求めて居た気がしてならない。
そうではなく、身近にあるものから刺激をもらって、ストレスがなく疲れない生活を営みたいと思った。
そうすることで、毎日をより充実して生きられるのではないかと思う。
何度も読み返して、しっかりと実生活で生かしたいと思う一冊。
Posted by ブクログ
この本を買ったのは、10年前。怒りや迷いがぐるぐる回り続けるだけで時間を無駄にする、そんな悪循環を断ち切りたいと思っていたころだった。
本書の前書きに、「脳は刺激を求め続ける」とある。本書は、脳の暴走を止める訓練の手引きとして書かれている。
「脳内引きこもり」が集中力を低下させるとある。まさに、それ!「脳内引きこもり」の元凶は、「欲」「怒り」「迷い」の三毒で、それらに毒されないために、気づく力=念力(ねんりき)と、それを修正して集中する力=定力(じょうりき)を養うことを説いている。
仏教の瞑想は、呼吸に意識を向けるが、呼吸法は問わず、瞑想の集中力を道具にして、自分の心の動きを見つめる稽古なのだという。呼吸に意識を向けることそのものが、念力と定力の訓練になるということか。
普段から「音を立てずに動作する練習」を説いている。これも、念力と定力の訓練ということか。
コミュニケーションでは、相手を動かしているのは、苦しみ=ストレスではないかと洞察することを説いている。それが「相手が加害者、自分が被害者」という妄想を入り口で食い止める訓練になるという。
自分にとって特に役に立ったのは、コラムの「計画する」。計画という考える行為が、後の考えねばならない時間を少なくするので、考えない練習になるという。これは、めちゃくちゃ腑に落ちる。行き当たりばったりに仕事を始めると、余計なことに振り回され、むしゃくしゃして一日が終わるからだ。
1.最初にじっくり計画
→後でこれでいいのかと迷いながら進めると、結局、時間の無駄になる
2.それを貫徹しないと、後で嫌な思いをすると予め覚悟しておく
3.それを邪魔するものは見ないように訓練
→ 計画外のことが、瞬間的に湧き上がってきても、踏みとどまる
→→ それをノートにメモしてやり過ごそう!まさに「考えない練習」!
巻末の脳科学者・池谷先生との対談は、ソフトな語り口ながら、内容は衝撃的。
本人の意識に自由はないけれど、脳に支配されていることを認識することで、拒否権が生まれるという。これって、意識は脳によるオートパイロットなのに、人は自由意志だと思い込んで生きているけど、オートパイロットに気づくことで、オートパイロットを止められるってこと!?
結局、自分の心というものは奴隷にすぎないとわかると、自分を操っているものに革命を起こせるというのが、仏道の「無我の悟り」だって!?マトリックスかよ!?
Posted by ブクログ
【三毒】
・欲
情報を求める心の衝動エネルギー
・怒り
情報に反発する心の衝動エネルギー
・迷い
目の前のことに飽きて別の刺激を求める心の衝動エネルギー
無知の煩悩とも言う=自分の体の中での意識の働きや思考の動きを知らない
【八正道】
ステップ⓵ 自己ルールを律しぶれない芯を作る
正思惟 思考内容を律す
正語 言葉を律す
正業 行動を律す
正命 生き方を律す
ステップ② 集中力を養う
正精進 心を浄化する
正定 集中する
ステップ③ 気づく
正念 心のセンサーを磨く
正見 悟る
【正思惟】
念力 自分の心の状態に気づく
定力 心の働きを変える
六門 目、耳、鼻、舌、身、意 外部からの刺激に気づく方法
【話す】
〇自分の声音の観察→ 違和感があれば自然に修正される
〇ネガティブな思考を感じたら、その感情を真っすぐに見つめる
例:「むかつく」と思っている
〇謝罪の際には、具体的な対策を述べる「次からはこういうやり方、順番で、同じ失敗を繰り替えさないように気を付けます」
〇言い訳は、相手の性格や感情を分析しながら注意深く選ぶ
〇無駄話をしない
相手にとって有意義でないもの、心にもない相槌やフォローを返さなければならない話
〇ありがとうを連発しない
社交辞令は必要最低限にする
【呼吸する】
呼吸を意識する→違和感があれば自然に修正される
【聞く】
〇暴力的な音や大きな音はできるだけ遠ざける
自分でもできるだけ音を立てずに動作する練習をする
〇周りの音を意識的に聞いてみる
〇相手の感情に着目して聞く
相手の声音、速度、呼吸、表情の変化に着目
〇批判されたときは、相手の苦しみに目を向ける
「怒り」→喉に何かがつまったような声
「慢:自己評価を気にしプライドにしがみつく」→相手を馬鹿にしたようなトーン
〇音そのものに注意して聞くことで、最初から不愉快にならないようにする
【嗅ぐ】
嗅いだままにする
あるにおいが鼻を刺激して、それに怒りを感じているだけ
【見る】
〇ニュートラルなものをしっかり見る
例:看板が見えている→近づいて見える→今見えなくなった
〇見ることにより自我が強く刺激されるようなものも避ける
〇相手の感情に着目して聞く
相手の声音、速度、呼吸、表情の変化に着目
↓
ただし自我に還元させないで客観視する
〇緊張した時などは、いったん目を閉じたり半目になったりしてみる
〇自分の姿も相手の心を刺激していることを心の片隅に置く
自分の表情に自覚的であるように心がける
【書く読む】
ネガティブなことは書かない
計画する
あらかじめ決めておく
Posted by ブクログ
考えない練習
著:小池 龍之介
本書で提案する思考の調教とは、五感を研ぎ澄ませて実感を強めることにより、思考というヴァーチャルなものを乗り越える手だてである。目・耳・鼻・舌・身の五感に集中しながら暮らす練習を経て、さらには思考を自由に操ることを説いている。
本書の構成は以下の9章から成る。
①思考という病
②身体と心の操り方 話す
③身体と心の操り方 聞く
④身体と心の操り方 見る
⑤身体と心の操り方 書く 読む
⑥身体と心の操り方 食べる
⑦身体と心の操り方 捨てる
⑧身体と心の操り方 触れる
⑨身体と心の操り方 育てる
ざわつく心は不安からくる。
考えすぎる思考病から抜け出すにはどうすべきか。
不安やストレスなく過ごすには考えないにこしたことはない。
しかし、それができない。
そして、一気に改善はしない。
本書から向かうべき方向を確認しつつ、今の自分が受け止められる教えと真摯に向き合うほかない。
丁寧に生きる。
そこがキーワードになると感じる。
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