死人(しびと)を恋(こ)う

死人(しびと)を恋(こ)う

550円 (税込)

2pt

3.4

(クリスマス・イヴに死のう)人里離れた山林に死に場所を求めた「僕」の前に、一台の車が現れた。やって来たのは、自殺サイトで知り合ったらしき男女6人――。彼らの最期(さいご)を陰から見届けた僕は、その中の一人の美少女に目を奪われた。彼女のあどけない死に顔が、僕の冥(くら)い欲望に火をつけた……。人間の深い業(ごう)を描き、戦慄の世界へと誘う衝撃の書!

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死人(しびと)を恋(こ)う のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    死体しか愛せない男の話。
    大石圭ワールドです。
    う〜ん、やっぱり好きだ〜大石圭!
    でもさぁ・・・校正ってしないの?光文社さん。
    誤字が気になっちゃったよ〜。

    0

    Posted by ブクログ 2010年08月13日

    大石圭作品をひさしぶるに読んだわけなのだが、やっぱりこの人の作品はいい!
    このなんともいえないかんじがたまらない。そして終わりかたはやっぱり、というかんじの終わり方。
    オビの「自殺サイトには魔物がひそむ―」はぴったしだわ。

     主人公がまぁ本作品の題名どうり死人しか愛せないという変人なわけなのだが、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月27日

    主人公は自室に引きこもり、10年間を過ごしていた。
    楽しみも悲しみも味わうことなく、虚無に近い生活。だが、死体と交わった瞬間、彼には感情が溢れ出し、全てが変わった。

    死体と交わると聞くと、とんでもない異常性欲者だと思い、嫌悪するかもしれません。
    ですが、とても繊細で感じやすい主人公を見ていると、不...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年05月02日

    初めて読んだ大石圭さんの本で、あまり女性にはお勧めできないですね。ネクロフィリアという異常愛というか性癖を持った人が主人公。しかも、最後まで、欲求が収まることがないので、うーんこれはホラーなんですかね?私は、嫌いじゃないです。

    0

    Posted by ブクログ 2011年03月06日

    タイトルで判断して購入しました。

    購入して正解でした。
    私の好みな内容でした。
    一度は誰でも想像した事があると思われるネクロフィリア。
    死体の美から醜。
    その全てを愛する事が出来たら素晴らしいんだと思いました。

    0

    Posted by ブクログ 2010年11月17日

     2010年7冊目。
     309頁。

     友人にもらった。
     基本は主人公、その他登場人物の1人称。
     後半時々、3人称。

     屍姦の快楽に取りつかれてしまった、青年の話。


     作者の同級生の女の子が亡くなった際、葬儀で見た彼女の姿に感じた美しさ、作者曰く“死人の魔力”が、本書の内容に大きく影響を及...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年10月03日

     自殺をしようとひとりで山林に行った男の前に、1台の車が。中には人が6人乗っており、しかも彼らもまた、自殺をしようとインターネットの自殺サイトで集まってやってきた者達だったのだ。自分が自殺するのも忘れ、その6人が死ぬのを物陰から見ていた男。そんな中、彼は中にいるひとりの女子高生に気づく。彼女に魅かれ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年05月16日

    大石節炸裂。

    生きる事に対して興味の無かった主人公が、「死体」にめぐり合った事で、変わる。
    どんどん緩やかに壊れて行く狂気、不愉快さに吐き気がする。
    衝撃より後味の悪さの気持ち悪さ。

    0

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