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Posted by ブクログ
【本の内容】
越してきて間もない街。
初めて曲がった角の向こうで、いつしか「私」は奇妙にねじれた世界に足を踏み入れていた(「いつもの道、ちがう角」)。
気に入ったものたちを、そのままの姿で永遠に保存したい―一人の男の歪んだ欲望が招いた悪夢(「琥珀のなかの虫」)。
ある環境団体が行っていた恐るべき儀式とは?(「窪地公園で」)。
読む者を夢幻世界に誘うダーク・ファンタジーの傑作7編。
[ 目次 ]
[ POP ]
7つの短編は、留守の間に部屋の雰囲気が変わっているような、平らな道の上にいるのにぐらついているような、いわれのない不安とずれを感じる作品たちだ。
そして、そこにはヒヤリとさせる怖さと置いてきぼりにされたような心細さが潜んでいる。
どれも他愛のない日常のひとコマであるのに。
“だからなんのなのよ ”とも言える。
けれど、理由のないものほど人を不安にさせるものはない。
特に「裏庭には」という作品に心惹かれた。
独り暮らしの大学生が住むアパートの隣の家の庭についての顛末だが、用意された結末の間から見え隠れする、“わけありな”真相を考えると怖くなって急いで本を閉じてしまった。
[ おすすめ度 ]
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