様々な別れ

様々な別れ

小説・文芸
550円 (税込)

2pt

3.0

●血液型ABの男を捜し求め、数度の関係の後に姿を消した女●他人の子供を宿した女と、それを承知で出産後の離婚を前提に結婚した男●恋人とその叔母との異常愛を知って別れた女が、その男に再会●全く身に覚えのない行動調査報告書を妻に突き付けられた男●一度だけ関係を持った男と自分の娘が結婚──。短編ミステリーの名手が、男と女の別れをテーマに捻(ひね)る傑作集!

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    Posted by ブクログ

    佐野洋のミステリ短篇集『様々な別れ』を読みました。
    佐野洋の作品は今年2月に読んだ『思い通りの結末』以来ですね。

    -----story-------------
    血液型ABの男を捜し求め、数度の関係の後に姿を消した女。
    他人の子供を宿した女と、それを承知で出産後の離婚を前提に結婚した男。
    恋人とその叔母との異常愛を知って別れた女が、その男に再会。全く身に覚えのない行動調査報告書を妻に突き付けられた男。
    一度だけ関係を持った男と自分の娘が結婚―。
    短編ミステリーの名手が、男と女の別れをテーマに捻る傑作集。
    -----------------------

    光文社が発行している小説誌『小説宝石』に1992年(平成4年)から1993年(平成5年)に掲載された7作品を収録した短篇集です。

     ■忘れていたこと
     ■別れる約束
     ■いまは隣人
     ■水の関係
     ■いい加減な調査
     ■そのための旅
     ■墓の事情(『第二の墓』を改題)
     ■解説 牛尾摂

    男女それぞれの心理描写を愉しみつつ、女性の恐ろしさを知ることのできる作品集でしたね……そんな中で、LGBTQ等、最近の社会性や多様性を織り込んだ真相が興味深い『別れる約束』がイチバン印象に残ったかな、、、

    女性の恐ろしさと絶妙なエンディングが好みなのは『いい加減な調査』、『そのための旅』、『墓の事情』かな……相変わらずですが、身近に本当ありそうな、あってもおかしくないなー と思わせる、微妙なバランスの良さが魅力ですね。

    0
    2023年11月28日

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