秀頼、西へ

秀頼、西へ

880円 (税込)

4pt

4.0

戦国末期。天下を手中にしようとしていた徳川家康は、大坂城に配下の者を忍び込ませた。一方、真田大助は、父・幸村より、落城の際には秀頼を連れ出し落ち延びよ、という密命を受ける。目指すは薩摩、島津家の元。燃えさかる大坂城を脱出した一行は西へ――。誰が味方で誰が敵なのか? 行く手には、想像を絶する謀略が待ち受けていた! 迫真の傑作時代ミステリー!(『落ちた花は西へ奔れ』改題)

...続きを読む

秀頼、西へ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2010年01月27日

    「花のようなる秀頼様を、鬼のようなる真田が連れて、退きも退いたり鹿児島へ」の唄がモチーフの話。 真田大助かわいい^^ かっこいい秀頼がいます。 しかしどういうことか・・・問題児はみんな鹿児島を目指すのか・・・

    0

    Posted by ブクログ 2010年08月04日

    豊臣秀頼が、大坂の陣の大阪城落城の際、薩摩に逃れたという伝承は確かに、存在するらしい。
    しかも、その伝承は、歌となって存在してると以前聞いたことがあろが、真田幸村が共にしたとされる。
    真田幸村といえば、徳川家康を追い詰めて、そのあと力尽きたところを討たれたとされるが、影武者が多く存在されたと言われて...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年05月22日

    (「落ちた花は西へ奔れ」改題)
    誰が味方で誰が敵で、真実はどこにあるのか、最後まで読み進まないとわからない話。秀頼が薩摩へ逃れたという伝説を題材に、大坂方、徳川そして島津、各人の思惑入り乱れ、葛藤、策謀、離反…と正に時代ミステリー小説。話は少女の目線で戦から帰ってきた父が別人に入れ替わっていたという...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月14日

    あんまり期待してなかったんですが、結構面白かった。
    大坂夏の陣で秀頼を大坂城より脱出させるのだが、誰が敵で誰が味方か分からず最後までハラハラドキドキの展開。
    一度読む価値ありです。
    著者の他の書籍も読んでみようと思いました。

    0

    Posted by ブクログ 2012年04月21日

    大阪城落城の後、豊臣秀頼が、真田幸村の嫡子である大助などと共に薩摩へ落ちる話。
    映画「逃亡者」みたいなスリリングな展開。
    徳川と島津らの様々な思惑が絡まって、時代小説としてはかなり複雑な話になっている。

    茜が可愛い。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ifのお話。
    真田大介と(字は合ってましたっけ??)西国に落ち延びようとする秀頼の話。
    実際にも大阪の陣後に九州に落ち延びたという説もありますが。
    さて真相は・・・。
    こういうことを考えると歴史はおもしろいですね。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年02月06日

    推理小説を読んでいる様な面白さ!さすが岡田秀文さんです。

    『秀頼、西へ』は改題で元タイトルは『落ちた花は西へ奔れ』。
    タイトルに秀頼の名前が入ってますが、主人公は真田大助。でも秀頼好きのひとにも
    充分楽しめる内容かと!

    この小説はあんまりネタばれというか、ストーリを書きたくない感じです。
    なんと...続きを読む

    0

秀頼、西へ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

岡田秀文 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す