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パパが死んで三ケ月。傷心のオハナは、義理の母でありフラダンサーのあざみとホノルル空港に降り立った。あざみの育ての親マサコの、永遠の踊りに出会い、薄青い空、濃い緑、白く尖った波を眺めているうちに、涙の嵐に襲われる日々が変わっていく。パパはもうどこにもいないけれど、人生は続くのだ。優しいハワイに包まれ、生命が輝き出す奇跡の物語。
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Posted by ブクログ
脆くて儚くて温かい…人間のそういう部分の表現にいつも惹かれる。 ハワイってエネルギッシュで甘やかで、どこか切なくて…読んでいるだけで心が満たされていく感じがした。
3編の話で構成されている本書。 1作目を読み終えた時、きっと1作目がいちばん面白いだろうと思っていたのに、私の心をいちばん掴んだのは3作目。思わぬ展開。もう諦めていたけれど、やはり恋は素敵だと思わせてくれる。 時空を超えた不思議なことは起こるのだろうと、ばななさんも思っているんだ、ということも発見。
書き上げるまで5年を要した、という力のはいった一冊です。 接点は小樽のトイレでした。 そこは時空を超えて繋がっていました。 このお話を空想だけで描いたのであれば、それは想像力が素晴らしすぎます。 何か感じるものがあって、それをもとに膨らませたのではないでしょうか。 ばななさんはハワイに関する本をたく...続きを読むさん書かれています。 ハワイは彼女にとって何かを感じさせてくれる、とても大切な場所なのではないでしょうか。小樽もね。
もう読んでる時のティッシュの消費量が半端じゃない ぐらい泣いてまう。もう本当に悲しいんだけど綺麗で 素敵で、 どれだけ読むのに時間がかかってもいいか ら、その場その場の情景とか、その人の気持ちとか丁 寧にゆっくり理解して想像して消費したいって思う 本。 これは絶対に単語本が欲しい。何度も読み返し た...続きを読むい。
ことばのかけらひとつひとつに、エネルギーがじんわりとこもっていたので、まるで少し冷えた箇所を温めるような一冊だった。 心が弱ってしまったときに、もう一度読みたい。
「どうして世界はこんなにきれいなのに、なんだか悲しいんでしょう?」 「それはね、ばななちゃん、逆よ。きっとね、悲しいからきれいなのよ。きれいだから続けていくのよ。」 あとがきまで心惹かれることがたくさん詰まった小説でした。きっとこの本を手にした時から、自分もハワイに世界に愛されてるって感じることが出...続きを読む来る一冊だと思います。
ぽろぽろ静かに涙を流しながら読み進めた。あざみさんの踊るスカートのゆれる動きや、夜の海のそばの空気が伝わってきます。2作品目の人生について語り合うシーンがとても印象的。「小さなことをこなしていく連続が人生なんだ」と思うと、家事が苦じゃなくなりました。
2回目。 前回はただハワイにひかれて読んだけれど、今回はいろいろ教えてもらえた。 手元に置いておきたい本です。
友人からもらった小説。 ハワイにまつわる物語×3 どれがいちばん好きか選べないくらい、どの物語も力強くて哀しくて優しい。 読み終えてまず強烈に思ったのが「ハワイに行きたい」ということで、それは南の島でバカンスしたいというよりは、この物語にあるようなエネルギーの中で何も考えずに夕陽を眺めたいような、そ...続きを読むういう感覚。 もしかしたら今の自分は思いのほか疲れていて、魂の似通った誰かに洗いざらいいろんなことを打ち明けたいという欲求があるのかもしれない、と思った。 この本をくれた友人が「姉さんと僕」というお話のなかの「生きていること」について語っているあたりがしっくりきた、ということを言っていたのだけど、「生きていることとは、何でも順番を追っていかなきゃならないということ」っていうところ、私もものすごく、そうだな、と思った。 (私が毎朝している)朝起きてシャワー浴びて朝ごはん食べて身支度して、という大まかな流れのなかにも、着替えを準備したり身体を洗ったりパンを焼いたり紅茶をいれたり髪を乾かしたりいろんな順番を追っていて、それで1日が成立していて、その繰り返しを営むことが「生きていること」。死んでしまったらその順番を追うことさえできないということ。 そういう当たり前にある、つまらなくも見える日々の尊さを、よしもとばななさんの小説はいつも気づかせてくれる気がする。 運命とか縁とか、普段から意識して生きてるわけじゃないけれど、不意にそういうものを強く感じる瞬間がある。 今この小説をプレゼントしてもらってすぐに読んで、雑事だらけの日常を考え直すきっかけになったのもある意味運命。 幼い頃に抱えた傷だとか痛みだとか、もはや過去のことになりつつある悲しみとか、時間とともに和らいで消えたように思っていても、実はそんなに変わらないまま残っていて、だからこそそこに触れても一緒に笑える人とか、全部無駄なことに思えるようなエネルギーが時々必要なのだと思う。
知らない感情・人生を追体験 描写があまりにも丁寧で綺麗で、勝手な想像が許されず、ただ流れる時間を追体験する不思議な面白さ。 とてもいい時間だった。
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