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2013年8月、アメリカを代表する高級紙であるワシントン・ポスト紙が、アマゾンのCEO、ジェフ・ベゾス氏に買収されたことは、大きな驚きをもって全世界に伝えられた。だが、アメリカのメディア界では近年、このニュースに象徴されるような激変が起こり続けている。激動のアメリカ・メディアの世界を、ボーン・上田賞受賞記者が丹念な取材から浮き彫りにする。(講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
【アメリカのジャーナリストの少なからずが、「自分の信じる道を好きなように進みたい」と願うのに対し、日本人記者の私自身はもっと安全で、計算された旅を好んではいないか】(文中より引用) リーマン・ショックに伴う不景気、そしてインターネット・メディアの台頭といった荒波をかぶりにかぶった米新聞業界。急速に...続きを読む進むジャーナリズムの変革の様子を取材した作品です。著者は、2010年度にボーン・上田記念国際記者賞を受賞した大治朋子。 著者自身が自分のこととしてジャーナリズムの行く末に問題意識を抱えているためか、焦点が極めて明確かつ掘り下げが十分になされている一冊でした。変化にあくまで前向きに対応すると同時に、「ジャーナリズムとは」という本質を明確にしたプレイヤーが生き残り続けているのかなとも感じました。 たしかに米メディアの多様な選択肢には驚かされます☆5つ
日本とアメリカでは、制度や文化の違いはあるが、ためになることが多かった。「ニュース産業は新たに登場した情報系産業に市場を奪われている。だが、ニュースは人々の生活により大切な、行き渡った存在になる。そのことは結果的にジャーナリズムの未来を救う要素の一つとなるだろう。」
インターネットの時代、既存メディアはどのような道に進むのか、良質なニュースや報道をいかに収益を挙げつつ維持していくのか、アメリカの新聞メディアを取材した重厚なルポタージュ。自分はメディアの人間ではないが、今後メディアはどうあるべきかという問題意識の持ち方や、ウェブの活用と可能性がニュースメディアには...続きを読むまだまだあるという事、NPOといった小さな組織に可能性がありそれを広げていかないといけないということ、そして自由なジャーナリズムが今後ますます重要性を帯びてくるということ等、自分に関係する部分にも引きつけて考えさせられる面が多々あった。
アメリカメディアに関するレポート。主にジャーナリズムについて書かれているが、ビジネスモデルを考えるために読んだ。 ・紙は衰退しているが、ネットではニュース需要は高まってる ・質の高いニュースはお金を払ってもいい ・メーター制は課金の手段の一つ ・ローカルに特化は有効 ・広告依存は危険(Webプラット...続きを読むフォームが利益を取る) ・アメリカではNPO化が進んでいる ・ローカル新聞は記事の共有化を進めている ・提供手法が変わってもニュースはなくならない ・収益の多様化が必要 ・ニュースサイトのデータバンク化は有効
2008年金融危機以降,広告が激減して経営が厳しいアメリカの新聞業界。若者の新聞離れも進むなか,ジャーナリズムを守りつつ生き残りを図るにはどうするか。その取り組みを丹念に取材。 市民の感覚や寄付文化の有無,地方紙の役割など,業界を取り巻く環境は日米で大きく異なるが,アメリカの模索は来るべき日本の新聞...続きを読む改革にも参考になる点が少なくない。今ある新聞が突然軒並みなくなる,なんてことはまずなくて,穏やかに入れ替わりつつ,必要に迫られて徐々に変わっていくのだろう。
アメリカの紙メディアの苦闘がよくわかる ただ、宅配制度がある日本とは 状況はかなり違うが… 「メディア」と大層な題だが 放送に触れられていないのは不備ですよ 4.1点
マスメディアに身を置く筆者が、アメリカのメディア媒体担当者へのインタビューを通じて、ニュース・メディアで起きている事象や今後の方向性についてまとめられた書籍。
読みどころは、4章と5章。 データ集積・データバンク化。 生活の質の向上。 調査報道のしたたかな継続。 とはいえ、記者クラブ制度や広告タブー、そういったものを抱えた、日本の大新聞に所属する筆者。 アメリカでは、ジャーナリズムの木はたえてなくならない、と言われても。 きちんと、毎日新聞に...続きを読むついて、「批判的な目で」「情報を咀嚼し解釈する」ということができていないとね。
バランスのとれた見方で書かれており、納得させられる部分が多かった。 ただ、ネット社会のさらなる進展には、伝統的で正統的なジャーナリズムをなぎ倒していくほどの訳のわからない力があるような気がしてならない。そして、その先に何が待っているのか、それを知りたい。
近年のNYTの有料化の動きから最近のジェフ・ペゾスの買収にまで言及していて、現地の方にも直接取材を申し込んでいて、その精力的な行動には好感が持てました ほぼ新聞や新興のインディペンデント系のメディアに対する内容で、題名のとおりに他のメディアにも言及してもらえるとさらにありがたかったのですが
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大治朋子
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