毒の話

毒の話

726円 (税込)

3pt

4.2

人類誕生以来、人間は食物や薬を求める中で、数限りない毒と付き合ってきた。そして今日も、食性の変化、社会の変貌につれて、未知の新たな毒との出合いを続けている。本書は、暗殺教団の谷の大麻、ゾロアスター教の覚醒剤エフェドリン、ナポレオンを殺した砒素、ナゾの中毒事件を生んだタリウム、そして毒を消す毒テリアカなど、恐怖と忌避と悪の魅惑に彩られた一五の毒をエピソードとともに紹介し、その実態を科学的に解明する。

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毒の話 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2011年04月17日

    面白いです。
    著者が楽しんでいるのが(話は毒についてですが)、わかります。知的エッセーとして、実に面白い。こういうの、最近なくなってしまった気がするな。

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    Posted by ブクログ 2018年12月22日

     内容的には古くなっている部分もあったが、毒に関する文学、歴史的事件等を扱っていて、興味深かった。

     じゃがいもが毒としての汚名を着せられたため、長らく広まらなかったこと。
     さらに受精で成して広まるのではなく、塊根から発芽で増殖するため「不純」として裁判、さらに火刑を受けた経緯があるらしいw

    0

    Posted by ブクログ 2013年01月13日

    毒の話を読みながら、毒は深く医学に結びついていることを理解した。
    植物学と医学は切っても切れない状況だった。
    植物に対する理解が、薬師となり、医者の役割を果たしていた古代、
    医者に必要なのは、薬だった。
    自分で薬草園をつくり調合していた。
    それが薬学として、発展し、ケミカルの時代を迎えた。

    毒は、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    古今東西の薬物(真性の毒から麻薬まで)15種類についてのエピソードを中心に、科学的な効果についてまとめた概論書。
    薬学概論の講義みたいで、科学検証部分はけっこう専門的なのに、最後まですらすら読めました。
    中公新書。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年04月06日

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