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維新の志士には、夭折したものや暗殺されたもの、過剰な理想主義や正義感のため政府の主流から離れていった者が多い。大久保は一貫して政治の中心に位置し、破壊と建設と二つながらやった。旧体制破壊にさいしては、薩摩藩を挙げて運動の主体たらしめるべく、あらゆる手段を通じて藩中枢に接近し、それを掌握した。新体制確立にさいしては、漸進主義を押し通した。かれのこの政治家としての資質はいかに育てられたか。
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Posted by ブクログ
大久保利通という題の書を読んで思うことは、大久保の足跡がまさに維新期の薩摩藩の事績そのものだということだ。薩摩藩を代表する動きの中でも、とりわけ王政復古の号令を発する際に意外にも複雑な経緯を辿ったことは興味深かった。行動が現実主義的で手堅いイメージを大久保に持っていたが、この点については薄氷を踏む思...続きを読むいで強硬路線を貫いたことだろう。 また大久保その人とは直接関係ないが、読んでいて思いがけなかったこととして薩摩藩が幕末期に一貫して開国を許容していたことがあげられる。生麦事件と薩英戦争はあくまで偶発的なことであり、長州の四国艦隊砲撃事件のような攘夷を前提とした出来事ではなかったとは知らなかった。その二つの事件を教科書ではあまりに同列に扱いすぎているのだな…と。 しかし言われてみれば納得で、薩摩としては長らく琉球という外国と誼があったのだし、貿易が公に拡大できるようになればさらなる利益をあげられる心づもりがあったのだろう。17世紀に幕府がとった海禁政策の理由を考えれば簡単に理解できることだ。このような薩摩の置かれた特殊な環境が大久保をして維新の傑物を誕生させたと思う。
大久保利通がどんな人物かが分かる一冊。大久保さん好きすぎて、この本で高3の時に読書感想文書きました。ただ、大久保さんの胃が弱い記述に萌えすぎて他の内容があまり頭に入ってなかったり…。とにかく大久保さん素敵です。
「まえがき」にもあるとおり、幕末、明治初期に重点を置かれていて、最後の方は駆け足のように書かれている事が、とても残念に感じた。 ただ、大久保利通という人物を客観的にみて、良い所も悪い所も書かれていたという感じがしたので、個人的には面白く読むことができた。
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