死者は黄泉が得る

死者は黄泉が得る

小説・文芸
733円 (税込)

3pt

連続殺人事件と洋館の住人には関係が? 死者を甦らせる装置のある館。そこに住む生ける屍には記憶がない。死者を甦らせる装置のある謎の館。そこには生ける屍と化した女性達が、生前の記憶を一切失ったまま、仲間を増やしながら生活していた。その隣町では、美女を巡る不可解な連続殺人が……。犯人のねらいは? そして事件と生ける屍たちの関係は? 意外なラストは他言無用、奇手妙手を尽くした西澤流本格推理。(講談社文庫)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    死者は黄泉が得る
  • タイトルID
    :
    225015
  • ページ数
    :
    376ページ
  • 電子版発売日
    :
    2013年11月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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死者は黄泉が得る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     死者たちの世界―― 誰も寄り付かない辺境の屋敷にそれはあった。 生前の記憶をリセットして生ける屍として再生させる装置、それによって甦った屍は更なる仲間を求め生者を殺していく・・・。 一方死者の世界の隣町では不可解な連続殺人が起きていた、死後の世界と生前の世界が交わる時事件は驚愕の結末を迎える・・・。

     西澤氏のSFミステリ。 「生ける屍の死」の影響を強く受けています。 荒々しいそれでいて雑ではない驚天動地のトリック、ラスト数行で叩きつけられる真相、SFという自由な設定に厳粛なルール付けをして展開される西澤ミステリの最高傑作だと思いますね。(でも舞台がアメリカなので珍苗字は一切出てこないのだ)

    0
    2023年05月13日

    Posted by ブクログ

    時間は遡ってるのではなく普通に進んでいたのか…なるほど気持よくやられた。ラストは一見、えっなんだこのハッピーエンドはって感じなんだけどこれ整合性ついてる?

    屋敷の最初の死者であるミシェル・ラドナーが蘇った時、ピザ屋の配達人(スザンヌ・セクストン)のIDかなにかを持っていてミシェルはスザンヌになった。つまり6人の最初の人物はスザンヌ(ミシェル)。スザンヌのIDには顔写真がなかったってどっかに書いてあったと思う。次に、「インタールード」で、彼女はジュディ・フェイバと初老の男(タクシーの運転手?)の墓を暴き、お嬢さん(ジュディ)を2人目の仲間にする。スザンヌ視点なのはおそらくこの「インタールード」ぐらいで他の「死後」は全てお嬢さん視点。後の順番はわからないが6人が揃った後、死後1~の順に仲間はクリスティンに殺されていく。

    お嬢さんは年齢が一番若いからのあだ名だったはずだが、スザンヌ(ミシェル)の方が6歳は若いはず。ジュディは童顔でミシェルは老け顔だったんだろうか。あと、わからないのはクリスティンはなぜ、ミシェルを早々に殺してジュディを最後に残したのか。また、誰もいない場所で結局殺すつもりだったのに何故ジュディに自分自身をミシェルとして誤認させるような話をしたのか。

    この辺がいまいちすっきりしないが総合するとなかなか面白かった。

    0
    2012年10月21日

    Posted by ブクログ

    迷い込んだ者を殺し仲間にしていく死者のファミリー。一人の女を仲間にしたことから崩壊へ。
    過去に起きた連続殺人事件。死者たちの中にいる事件の関係者。

     2009年5月11日初読

    0
    2010年01月24日

    Posted by ブクログ

    死者が蘇るSF要素がありつつ、生前死後の世界を交えながら進んでく構造はとても面白いがかなり混乱する。怒涛のラストで納得しつつラスト一文で更に混乱。世界観はかなり好みだった。

    0
    2026年02月18日

    Posted by ブクログ

    死者が蘇る「SUBRE(サブレ)」、蘇った死者の記憶をリセットする「MESS(メス)」と呼ばれる二つの機械。
    死者たちが暮らす館の章と、アメリカのある街で起こる連続殺人の模様を描く章から成り、当然それは交差することになっていく...

    やや勿体ない点はあるが、全体として見るとかなり面白い。ラストは色々な意味でインパクトはかなり大きい。

    以下、ネタバレ
    ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
    まず、館の章の、時系列を誤認させるトリックはお見事。きれいに騙された。「最初の一人」は誰だ?という謎(疑問?)が提示されることで簡単に引っ掛かってしまう。

    そして、実は犯人はクリスティンだった...!!、というのはまぁ驚きはするが、ある程度予想はつく。不倫やら何やらで結局皆殺さなければいけなかった、というのは納得。
    スザンヌのピザ配達バイクを盗んだミシェルが、バイクにあったIDからスザンヌだと思われたのもなかなか上手い。

    さぁ問題のラスト。唐突のジュディには度肝を抜かれた。ロマンス的な意味でもなかなか印象深くはあるのだが、1番の謎はクリスティンがなぜ「ミシェル」と呼んだかである。これは文庫版333ページの真ん中あたりの傍点がふってある箇所が伏線だと思う。というか、あくまでも"私"の推測であるセリフにあまり使っていない傍点がふってあるのが怪しい。
    結局、クリスティンにとってはミシェルよりも、自分の"所有物"だったスタンリーが自分を差し置いて選んだ相手であるジュディが憎かったのではないだろうか。
    だから人格を全否定するために...というわけだ。自分が犯人だと思わせて少しでも苦しませたい、という思いもあったのかもしれない(失敗したが)。


    0
    2022年06月21日

    Posted by ブクログ

    死者を蘇生させる事ができる装置。

    この奇妙な装置のある館には生前の記憶を失った生ける屍と化した女性達が、仲間を増やしながら生きていた。

    一方隣町では美女を巡る不可解な連続殺人が……。

    事件と生ける屍たちとの関連は?


    ……グロいの苦手なのですが。

    結末は秀逸です。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    これはクリスティンのための物語だ。館の中で早々に殺されはするものの、館のパートにおいても彼女が物語を支配しているのは後半まで読めば分かるとおり。
    もう一方のパートでも恐ろしい殺人者に怯える美貌の妻として存在感を放つ。そして物語の結末まで、クリスティンは中心に座している。

    だが、エピローグを読んだとき、これが誰のための物語だったのかという印象は一変する。物語半ばでほとんど舞台から降りた二人。その二人のために収斂する物語は、賛否があれど、一輪花のようなささやかな美しさをたたえていると思う。

    0
    2023年02月01日

    Posted by ブクログ

    「死語の章」死者がよみがらせる謎の装置のある館の出来事と、「生前の章」で起こる高校の同窓生の間で起こる連続殺人の謎。交互にそれぞれのストーリーを追っていくとラストには……と。
    西澤さんのSF設定ミステリ。今ひとつ消化しきれないところもありますが(海外の名前覚えにくいので混乱しがちだったり、装置は謎のままだし)、まぁまぁ面白かったですよ。パズラーですね。

    0
    2012年03月31日

    Posted by ブクログ

    ふたつの話が交差しつつ進んでいくのですが
    さっぱり前後の話がどこで交わるのか…。
    片方は女性だらけ、片方は学友の集まり。
    学友は繋がっていくけれど、女性だけの方は…はて??

    と思っていたら、最後の最後にこんな状態とは。
    すごいというよりも、脳内大混乱です。
    きっちりと相関図でも書いていけば
    もうちょっと分かるかも?
    混乱せずに読めば、それほど分からない内容でもないですがw

    しかし最後、間違えるってどういう事ですか、とか
    ちょっと突っ込みたいです。
    仮にも顔知ってるんじゃないんですか?
    もう記憶混乱してるんでしょうか?
    むしろ死体…お疲れ様です、とも。

    で、結局この屋敷…というか機械。
    一体誰の持ち物なんですか??

    0
    2010年09月29日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトル通りのSF設定。
    2つのパートが交互に進行する構成。
    パートの関係、時系列、人間関係etc…
    なかなか複雑で若干混乱。
    その分、考えるのがとても楽しかった。
    自分はSFミステリーが好きみたい。

    0
    2015年03月01日

死者は黄泉が得る の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    死者は黄泉が得る
  • タイトルID
    :
    225015
  • ページ数
    :
    376ページ
  • 電子版発売日
    :
    2013年11月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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