無限を読みとく数学入門 世界と「私」をつなぐ数の物語

無限を読みとく数学入門 世界と「私」をつなぐ数の物語

649円 (税込)

3pt

3.8

アキレスと亀のパラドクス、投資理論と無限時間、『ドグラ・マグラ』と脳の無限、悲劇の天才数学者カントールの無限集合論――。文学・哲学・経済学・SFなど様々なジャンルを横断し、無限迷宮の旅へ誘う!

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無限を読みとく数学入門 世界と「私」をつなぐ数の物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年08月29日

    非常に面白かった。

    一見無味乾燥に思える数学の概念だが、そこには非常に豊かな世界があるということ気づかさせてくれる。

    無限の問題を考えるきっかけとしてゼノンのパラドックスからはじまり(アキレスが亀に追いつくためには無限和が有限値に収束する必要がある:完備な世界)、アキレスは亀に追いつけない世界が...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年01月25日

    無限という概念を軸に数学史から文学・哲学・経済学の関わりまで縦横に論考してめくるめく世界観を提示している
    末尾の数学小説も侮れない
    素晴らしい頭脳だ
    脱帽

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    Posted by ブクログ 2012年08月05日

    無限をテーマに進んでいく本書。
    前半は数学のわかりやすい解説。後半は無限をキーとした数学の小説。
    後半の小説は少しわかりにくいところもあったが、楽しめた。

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    Posted by ブクログ 2012年11月01日

    筆者の言葉で語っているため、ゼノンのパラドックスのようなよくあるテーマであっても、それぞれ何らかの発見は得られる。
    ただ、第3章のカントール出現以降はさすがに厳しい。
    4章の小説は申し訳ないが端にも棒にも引っかからない。

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    Posted by ブクログ 2011年12月18日

    「無限」と「連続」は、古来から探求されてきたテーマだ。
    バートランド・ラッセルは次のように言ったという。
    「ゼノンは3つの問題に関心を持っていた。無限小、無限大、そして連続、この3つである。ゼノンの時代から今日にいたるまで、それぞれ時代の最高の頭脳がかわるがわるこの問題と取り組んだが、おおよそのとこ...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年03月25日

    数学の中でも難解な無限についての本。小中学生の間に当たり前なこととして習ってしまう内容もふと考え始めれば無限ループに陥ってしまう。過去の偉人のエピソードも加えながら解説していく。正直用語等も数学に慣れていないと厳しいものもあり、説明に妥協がないだけに読んでいて疲れた。

    0

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