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Posted by ブクログ
ラジオDJが解説する、ちゃんと伝わり引き込む事ができる技術=スケッチ・トーキングとは何か。
この本の著者はラジオのDJ、もともとはあがり症で人見知りのサラリーマンだったそうですが、ラジオで話せるようになったちょっとしたコツ。これがスケッチ・トーキング。
今回初めて聞いた言葉ですが、聞き手をその場に案内して同じように体験させる話術、絵を見せるように話す、という感じです。
コツとしては客観的事実を伝える、歩調を合わせて話す、いつもの表現を置き換える、擬音、擬態、擬人を使いこなす、伝えたい事を先に決めてしまう、など。
面白いなーと思ったポイントは、「私は」を入れない、動詞を使うというテクニック。
どちらかというと「I・メッセージ」のように私を主語にして話す、という論調が多い中、「私は」を入れないってのは逆潮流(?)ですなあ。
主語を「私」意外の人・もの・事象にすると、事実描写をする土台ができあがるというもの。
例えば、道を歩いているときに素敵な風景があったとして
「今日歩いてたら紅葉がきれいだったよ~、すごかったよ~」を
「今日歩いてたら紅葉が夕空に浮かび上がっていて、立ち止まってる人が何人もいたよ」
と言い換える。
あと、「きれい」「すごい」といった形容詞を動詞に置き換える
「今日歩いてたら紅葉がひらひら舞っていた。一枚一枚眺めちゃったよ」
ってこんな具合で解説されたんですが、読めば読むほど、うーん、ラジオみたい。。。と思ってしまいました。ってラジオトークの技術だから当たり前かあ。。
ちょっとこれ、ビジネスの現場でやるとひかれますねーという感じ満載です。事実描写より、自分の主張を問われる事が多いし、短く表現する事が求められちゃうんでね。。
という意味で、これ実際使えるかどうかは微妙な気がしました。
確かに絵が見えるような素敵な描写にはなるんだけど、どこか詩的、ラジオ的。。。なんと言うか作文みたいな印象です。
多分、話言葉よりも書き言葉のほうが取り入れやすいかな?
ボキャ貧でつい同じ表現になってしまう所を言い換えできないか、形容詞じゃなくて動詞にしてみたらどうなるんだろう?と、そんなところで応用が利くと思いました。
しかし、普段ほとんどラジオを聴かなくなってしまいましたが、ラジオならではの工夫というのがあるもんなんですね。
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