海鳴

神室晶 / 高緒拾

田舎の港町の高校生・尚吾は、都会から赴任してきた美術教師・浅野を見た瞬間…言い知れぬ烈しい想いに支配される。尚吾が触れた浅野の背負う暗い過去とは!?…表題作他、愛人関係では満たされない心を照らす存在とは!?…「十六夜の月」など、圧倒的な筆致で迫る、せつなすぎる純愛物語。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BLマンガ
• 出版社: ジュネット
• 掲載誌・レーベル: コミックＪＵＮＥ
• ページ数: 228ページ
• 電子版発売日: 2013年10月18日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 42MB

[ブクログ · ★★★★☆]

書店に行ったら平積みされてました。ノーチェックだったので歓喜!!新刊だ、新刊が出てる!!もう嬉々としての購入です。こちらの作家さん大好きです、私。

[ブクログ · ★★★☆☆]

短編集。 でも１作毎がボリュームあるので結構読み応えあり。
表題作はちょっと綺麗にまとまり過ぎた気がするけど…好みの問題かな。 どうも生徒×先生ってイマイチ萌えない。
『十六夜の月』は、何でもないところから生まれる恋愛感情が生々しいと思った。 そしてワイルドな受けが色っぽい♪
『合鍵』はガッツリエロ。 でもやっぱりこの作者のエロはスポーツみたいな爽やかさがある(笑)

描きおろし長編の『ラスト・キス』が良かった！ あの歳で、あの環境で、あのラストだから切ない。 ほのかに漂うメロドラマの香りが作風とマッチして、上手いなぁ〜と思った作品。

[ブクログ · ★★★☆☆]

絵がしっかりしているからかなかなかに説得力のあるエロ。絵柄が濃いのとホモでハードエロなので読むとき注意。

[ブクログ · ★★★★☆]

背景と手が好みだったので、購入しました。
更に好物の年上受け！
表題作は田舎に赴任した美術教師と生徒のお話。
まっすぐで不器用な攻めがよかったです。
年下攻めの醍醐味って、精一杯背伸びしても余裕でかわされたり、過去の男に嫉妬したり、そういうのがたまらんです。
この話では、過去の男は故人でそれがきっかけで学校をやめさせられてしまうのですが。
最後の話、読んでて暫く続編だと気付きませんでした。
絵は上手いと思うのですが癖がある上に描き分けが微妙なので、時々キャラが分からなくなるかもしれません。
背景はとても好みです。

あと、ラストキスは過去だけで、現在では何もしない方がよかったなあと思いました。
家族がお互いいる訳ですし。