ささら さや
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ささら さや

596円 (税込)
416円 (税込) 3月28日まで

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事故で夫を失ったサヤは赤ん坊のユウ坊と佐々良の街へ移住する。そこでは不思議な事件が次々に起こる。けれど、その度に亡き夫が他人の姿を借りて助けに来るのだ。そんなサヤに、義姉がユウ坊を養子にしたいと圧力をかけてくる。そしてユウ坊が誘拐された! ゴーストの夫とサヤが永遠の別れを迎えるまでの愛しく切ない日々。連作ミステリ小説。

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ささら さや のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年04月05日

    「モノレールねこ」がとても面白かったので、この人の書く長編はどうだろうかと手ににしたのがこの本でした。

    事故で夫を亡くしたサヤは生まれて間もないユウスケを連れて、生前親しくしていた伯母の住んでいた「佐々良(ささら)」という街に移住します。
    気弱でお人良しで頼りないサヤの周りには数々の事件が起こりま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年11月24日

    すごくいいタイミングで出会えた本。夫を失くした主人公が乳児を育てるんだけど、夜泣き対応で途方にくれたり、離乳食に手こずる描写が育児あるあるで愛おしい。主人公を何かと助けてくれる町の人たちもみんな魅力的だった。何度も読み返したいやつ。

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    Posted by ブクログ 2017年06月05日

    両親のいない孤独なサヤが手にした小さな幸せは
    ある日突然夫の事故死で失われます。
    残されたのはまだ小さな赤ん坊のユウ坊。
    サヤはユウ坊と伯母の残してくれた家で暮らし始めます。

    幸薄そうだ・・・
    少々世間ズレもしてそうだ。
    危なっかしくてほっておけない、って事で
    死んだ夫が幽霊になって見守っているの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月09日

    「はるひのの」を先に読んだから順番が前後したけど、それはたいした問題じゃなかったです。本作の赤ん坊が、件の作品の主人公だった、ってのは後から気付きましたが、その関係性を知らなくても十分に楽しめました。少しずつ謎解きみたいなことも出てくるけど、自分的には極上のヒューマンドラマ。使者を絡めても、それが陳...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年03月22日

    ささらさやの音とともに、現れる交通事故で亡くなった夫。それは、泣き虫のさやが困ったときに他人の体を使って起きる軌跡。

    ささらとい言う町ののどかさとさ。赤ん坊のユウ坊を気にかける三人組のおばあちゃん、そしてヤンママぽいけど、優しいエリカの存在が気持ちを優しくしてくれます。

    死んでもひとの気持ちは残...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月25日

    映画「Twilight ささらさや」を観た後、書店でコブクロの「Twilight」と映画のプロモーション映像をエンドレスでかけている中、文庫を平積みしていたこともあり、手にとって購入した作品です。

    どうしても「バカっさや」というあのセリフを脳内で大泉洋さんの声で読んでしまったり、サヤのセリフを新垣...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月29日

    加納さんお得意の、日常にある少しの謎とホッコリ&少しウルウルな感じの本です

    加納朋子さんの本ってミステリィなのに、誰かが殺されたり恨まれたりみたいな事が無く、ほっこりするようなお話しが多くて安心して読めます(*^^*)

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    Posted by ブクログ 2021年03月21日

    心が暖かくなるような話。
    母は強しだし、見守ってくれて、お節介してくれる人も周りにいる。子育ては孤独になることが多いけど、こんな人たちが周りにいたら心強いかな。

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    Posted by ブクログ 2018年07月13日

    久しぶりの読書。
    久しぶりに読んだ本がこれで良かった。
    少しだけ心が満たされた。

    子供が生まれたばかりのサヤの旦那が、交通事故で突然亡くなってしまい、サヤは息子と2人で遠く離れたささら市に引っ越す。そこで3人のおばあちゃんやエリカと友達になり、ピンチの時は旦那が人に乗り移って助けに来る話。

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    Posted by ブクログ 2018年04月19日

    面白かったです。解説にも書いてある通り、加納朋子版ゴースト的なお話ですが、ミステリー的な要素を少し加えた感じで読み始めたら気になり、一気に読みたくなる本です。てるてるあしたという作品の前作となり、てるてるあしたに続いて行く物語です。一冊づつでも楽しめるし連作としても楽しめるし作品です。

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