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Posted by ブクログ 2012年10月11日
死体にまつわる短編集。巻末の創作ノートまで面白く読み終わった。作者によると 小説は1人で書くものだけど 色んな人に助けられて書き上げられる。またそれは読まれて完成となる。面白かった‼と言われたら有頂天になって力尽きるまで書き上げようと思うらしい。私は読者として面白かった小説を人に勧めるなどして また...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月17日
「第一発見者」「巻きぞえ」「反対運動」「行旅死亡人」 「二番目の妻 」「ひき逃げ」「解剖実習」
7編収録の短篇ミステリー集です。
女性心理を描かせたらとても上手な作家さんなので新作が出ると欠かさず読んでいます。
今回もどの短篇も読みやすく又女性心理も巧みに描かれていて面白かったのですが、最...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月30日
著者らしい短編が7作品。短編の魅力が満載だった。巻末に著者の作品創作ノートがまた作品の背景が読み取れて良かった。家族に医師がいたり、監察医だったり、故郷が長野だったり作品に大いに影響されているのが分かる。雑談の中から創作のヒントを得るタイプの著者はきっとこれからも多くの出会いの中から多くの作品が生ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月22日
「第一発見者」
遺体の第一発見者になった主婦。
「巻きぞえ」
マンションを見に行って、飛び降り自殺の巻き添えとなって死んだ恋人。
「反対運動」
自宅前に犬の糞やゴミが置かれるようになった。近くに葬儀式場が建築されることになり、その反対署名にサインをしない事が原因かもしれない。
「行旅死亡人」
母が遺...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月11日
死ぬことにまつわる様々な話(7編)。
さらっと読めるけれど、やはり読んだ後は気持ちがいいというものではなく(bad endという意味ではなく)、ぞっとするものが残る仕上がり。それがこの作者の個性なのだけど。人間的だから、余計に自分に当てはまりそうでこわいのかもしれない。
「反対運動」などは、私は結婚...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月11日
「死体にまつわる短編集にしよう」がこの小説のテーマだそうです。印象が良いとは思えませんが好奇心の方が勝り、手にとってしまいました。
1.第一発見者
2.巻きぞえ
3.反対運動
4.行楽死亡人
5.二番目の妻
6.ひき逃げ
7.解剖実習
と、全7話集約されていますがどれもタイトルはこの通り負のオーラが...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月07日
立場の異なる女性達が巻き込まれる様々な恐怖。
この人は本当に、そのへんにありそうでないような、
さりげない恐怖を上手に描くなと思う。
オカルトやそういった方向ではなく、
ちゃんとしっかりと現実なだけにひんやりとコワイ。
女性の強さやもろさ、粘着質など、湿った恐怖がてんこもり。
夏の暑い日に読む...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月20日
今回はそこまで不気味では無く
ミステリー初心者の方でも読みやすいかと。
新津ファンとしては少しばかり物足りなかったけど
最後の最後に「なるほど~」と言うところに
上手に持っていくセンスは「短編ミステリー」の女王と言いたい。
新津さんの作品には多いのだが
やはり主婦目線。
主婦が読んだ方がより恐ろ...続きを読む
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