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Posted by ブクログ
主人公・夜知春亮(やち・はるあき)のもとに、海外の父・崩夏(ほなつ)から黒い立方体が届けられてきました。その物体は、銀髪の少女へと姿を変えます。
彼女の名はフィアです。異端審問期に開発された、32の拷問具処刑器具に変形する《箱型の恐禍》(フィア・イン・キューブ)だった彼女は、多くの人間によって呪詛という思念を浴び続けることで、人の姿を持つようになったのでした。崩夏は、これまでも海外で見つけた「呪われた道具」を自宅に送り、春亮はそこで彼女たちの呪いが解けるのを手助けしていました。彼の家に同居しているメガネっ娘の村正このはも、かつては呪われた日本刀でした。
ところが、そんな彼らのもとに、「蒐集戦線騎士領」のピーヴィ―・バロヲイという女がやってきます。彼女の目的は、フィアを破壊することです。戦闘の中で拷問処刑器具としての本性を現わしたフィアは、呪われた道具である自分を受け入れる場所はどこにもないと思い詰めますが、そんな彼女を春亮は温かく迎え入れようとします。
「あとがき」によると、著者の作品では『結界師のフーガ』が「白水瀬」、『ぼくと魔女式アポカリプス』が「黒水瀬」、そして本書は「白」と「黒」の両方の成分が含まれているとのこと。コメディにアクションにシリアス、微エロに微グロ、巨乳にまな板と、いろいろ詰めこんでお買い得な感じのシリーズ。ただこの巻について言えば、展開が早すぎるせいか「盛りすぎ」の印象もあります。私自身は物語に入り込むのに少し時間のかかる方なので、とくに序盤はゆっくり進めてほしいと感じました。
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