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Posted by ブクログ
【本の内容】
ぼろぼろの守護天使たちがわたしにつきまとう…。
人生のすべてをかけた劇団を失い、世捨て人のように暮らす劇作家ミチル。
絶望の果てに、彼女は天使の幻覚を見るようになる。
この天使たちを葬るために―。
イスタンブールからリスボンへ、そしてパリへ。
ヨーロッパを彷徨うミチル。
再生の光は果たして見つかるのか?
魂の巡礼を鮮烈に描く青春小説の傑作。
第6回朝日新人文学賞受賞作品。
[ 目次 ]
[ POP ]
よごれた血のつく羽を縮ませて、地面を歩く天使たち。
その姿は薄汚く、どうしようもなく穢れてみじめで憐れさと悲しみを漂わせている。
それは旅に出た頃のミチルそのものだった。
人から命を分けてもらう芸術家の人生、その支えを失った彼女は行きつくあてもなく暗くて粘着質な重たい闇を見つづける。
溜め息の出るような美しい動作、華やかな色彩、背筋が凍るような音楽に魅入られながら、悪魔のような抗いがたい夢を見る。
そして突然に光の漏れるドアを開けた瞬間、ミチルの命はまた生命の光に満たされる。
全身に光を浴びて。
ひとつひとつのシーンが印象的で運命的で素敵な物語であった。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
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読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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