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Posted by ブクログ 2009年10月04日
岩井志麻子の作品が好きだというと「えっ」って顔されますけど、「えっ」って言っちゃう人はメディアに露出してる岩井女史のイメージが先行してそう言ってしまうんだと思います。
『ぼっけえ、きょうてえ』以降、色々読んでみましたが、とても面白いです。
先入観で撥ね退けるのは良くないな。実に良くない。
自分の生...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月19日
閉鎖的な村ならではの不気味さ、怖さがベースになっている。
何かしでかしそうな辰男を怖れる村人たち。
のけ者にするくせに気になっている女たち。
そういった複雑な心理が上手く描けているため、最後の殺戮シーンがややあっさりな印象。
あえてそうしたのでしょうか。
鬱々した人ばかり。
虔吉だけは好感が持て...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
これは、岩井志麻子さんを知って読んだ3冊目の本です。
津山の三十二人殺し事件がモチーフになっている作品。
この話は5人の主人公からなるオムニバスみたいなもので、主人公…後に殺人鬼となる辰男の話が、とても印象に残っている。
彼がどうして、その事件を起こすに至ったのかは、やっぱり、周りの環境...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
昭和の初め、岡山の寒村で起こった未曾有の事件『津山30人殺し』を題材にして描かれた小説。以前、事件記録を読んだことがあり、興味があったので読んでみました。岡山北部にある寒村の(現代から見れば異様で乱れた)土着的な風習や、犯人都井が事件を起こすまでの精神が歪み壊れていく様子が、村人の視点で語られてゆき...続きを読む
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