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Posted by ブクログ
32才の男女四人組。友達歴10年以上。佐代子は一年ぶりに再会した加賀美に対し、違う感情が芽生え始めたことに戸惑う。
恋している自分に気づきながらも、友情を犠牲にするのが怖くて踏み出すことをためらう佐代子。離婚の後遺症から抜け出し切れない加賀美。
一方、望月と修子にも秘密があった…
1996年に発表されたこの作品。
男女の友情について、個人的には友情は「ある」派だ。でもなかなか危ういものだとは思う。
下心が皆無でも、相手に恋人が出来たら彼女に遠慮して連絡が疎遠になったりするしなぁ…
90年代にはセンセーショナルだったであろう修子と望月のような関係も、今は蔓延しているんだろうし…恋愛経験値低めの私には真似出来ませんが。
大人向けのほろ苦さ。もっと甘酸っぱいのを頂戴な。
Posted by ブクログ
男女の友情をテーマにした小説。
友人関係と恋愛関係の、どちらでもなく、あいまいだけどスリリングなときめきが漂う関係。
二組の対照的な関係がとても興味深くておもしろかった。
たとえばどんなに素敵な恋も、永遠ではない。
友達から恋人という関係にすすんだ途端、男女の不平等な関係を引き受け、互いに縛り合うようになったりする。
男女間の結びつきは、恋愛だけではない。
恋愛なのか、友情なのか、きっぱりと区別できない曖昧さが、実は心地のよい関係だったりする。熱くもなく、かといって冷たくもなく。安定したこころの交流。だからこそ、長続きするのだ。
またまた野沢尚の「恋人よ」に少し似てる。。。と思った。
水上洋子の「恋人以上」もこの小説によく似た感じ。
私は、こういう関係でいたかった。
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