無印おまじない物語

群ようこ

子どもの首には不釣合な地味で重い水晶玉。明るい未来を招く不恰好な幸せ体操。懸賞品を射止めるために、必ずしなければならないある行為――。しようもないガラクタに望みをたくし、陳腐な思い込みをふりかざし、人よりも多くの幸せをつかもうとする女たちの、おかしくて、少し哀しい物語。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 角川文庫
• シリーズ: 無印シリーズ
• 電子版発売日: 2014年02月21日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

再読。
無印シリーズの中では多分一番好き。
まじない、占い、お守り、ジンクス。何かにすがりたい、背中を押してもらいたい時に頼りたくなる気持ち、とてもよくわかる。

2011.8.2
再読。
どれも面白い。

[ブクログ · ★★★★☆]

だれでも一度は興味を持ったことがある「おまじない」。小さい頃ならまだしも、そんなおまじないに大人になってからもとりつかれたように崇拝してやまない登場人物たち。　人間はかならず何かに頼って生きる生き物だということを実感。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ずっと昔、「本の雑誌」に書いてた人。群ようこ、佐野洋子、北上次郎、椎名誠‥すごく懐かしく、懐かしさが⭐︎を押し上げた。内容は大した事ないけど。

[ブクログ · ★★★☆☆]

信じるものは救われる？お入学、就職、結婚に効く“おまじない”はこんな
こと!?水晶玉、幸せ体操、金太郎の腹掛け、お守袋などに人生の命運を
かける女性たちの、おかしく、少し哀しい物語