「You can't have everything.」「人は自分が選んだものでできている。」私たちは大人になるにしたがって、何かを選ぶことを義務付けられていく。そして、それはつまりその岐路に至っては、何かを捨てなければいけないことを意味している。その選択は何も仕事だけにとどまらず、考え方、思想、趣味、好物など多岐にわたる。この本において著者は、伝えるべき3つのこと(1.人生における目標と戦略が必要、2.誰かのためではなく、自分のために生きる、3.クリエイターを目指せ)をあげている。大まかな外枠だけでなく、この本においてはところどころで読み止まって、考えさせるべきことが多かったように思う。人生には、立ち止まって考える期間も、時には必要なのである。