逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える

逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える

ビジネス・実用
1,320円 (税込)

6pt

100年を経ていま甦る、歴史的名著――『修養』『自警』。苦しみのうちに前を向いて進んでゆこうとする、すべての人への熱きメッセージと具体的助言。今こそ、すべての日本人が立ち返りたい「新渡戸哲学」の真髄。本書は、新渡戸稲造博士の名著『修養』『自警』から、「苦難の時をいかに生きるか」をテーマとして項目を精選、現代仮名遣いを用いた平易な日本語にして、注や見出しを加えて再編集、新たに編んだものです。明治・大正の人々に大きな感化を与えた新渡戸博士の教えは、今もまったく色あせることはありません。いかに生きていくべきか、いかに困難を乗り越えていくか、そのためには日々、どんな心得を持ち、修養すればいいのかを、新渡戸博士は、すべての世代に向けてあたたかな目線で説いています。私たちが、人生の逆境をどのように乗り越えるか、今こそ、深い示唆を与えてくれる1冊です。東京女子大学学長・眞田雅子氏による「発刊に寄せて」を収録。

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逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    約100年前に刊行された『修養』『自警』から、東日本大震災後に逆境に立ち向かう全ての人に向けて2011年に編集されていますが、現代でもその内容は少しも色褪せる事なく、多くの気づきを与えてくれます。

    逆境は全ての人にある。得意の絶頂にある人にも大統領の地位にある人にも、必ず自分の思い通りにならないことがある。この自分の思い通りにならない事には二種類ある。つまり、天の授けるものと自分が作り出すものである。
    前者は運命と称され、後者は自業自得と言われる。二種類の禍いのうち人生でどちらが多いかといえば、自ら作り出すものの方がはるかに多い。ただ人は普通、なぜ逆境に陥ったかを良く考えないから、天を怨んだり他人を怨んだりするのだ。知恵が少ない人ほど罪を他人に転嫁する事が多い。

    逆境も善用すれば、修養のための大きな糧となり、順境に到達する手段となる。

    逆境の時、一歩退いて、さて、この先は・・・と考えれば、前途が少しは見え、光も希望も認められるはずである。もう少しつま先立ちをして前を見る事が大事だ。

    逆境を善用する方法
    1.悲しみを共にするという同情心
    2.他人の欠点を許す寛容さ
    3.不幸の中に一条の光を見出す感謝の念
    4.逆境は自他に対する試金石
    5.逆境から得られる超俗的修養

    順境にあるとついつい油断が生まれる。
    人生の禍福は全て自分の心が作り出す。

    人生の4つの力を貯蓄する
    1.金銭、2.体力、3.知識、4.精神力
    最も大切なのは『徳』の貯蓄をする事だ。

    人生の決勝点を高いところに置き、自分に克つことが大事。

    0
    2023年06月18日

    Posted by ブクログ

    逆境を越えてゆく者へ
    爪先立ちで明日を考える
    著:新渡戸 稲造
    編:実業之日本社
    出版社:実業之日本社

    「牛の歩みのように遅くてもいいから、一歩一歩と進み続ければやがて必ず千里の遠きに達することができる」 本書は、東日本大震災によせて復刊されたことを知る。平易で、わかりやすく、100年前に書かれたことに驚きを禁じ得ない。

    目次

    発刊に寄せて 東京女子大学学長 眞田雅子

    第1章 逆境を越えてゆく者へ

     第1節 そもそも逆境とは何か
     第2節 逆境にある者が陥りやすい危険
     第3節 どのように逆境に立ち向かってゆくか
     第4節 逆境の善用で精神を鍛える

    第2章 人生の危機は順境で起こる

     第1節 順境にあるとついつい油断が生まれる
     第2節 順境にある者が警戒すべき危険
     第3節 どのように順境に対処するか

    第3章 決心を継続していくということ

     第1節 決心の継続は大事をなす基
     第2節 決心を継続するためにすべきこと
     第3節 継続心を妨害する外部要因

    第4章 四つの力を貯蓄する

     第1節 貯蓄と蓄財は異なる概念
     第2節 金銭の貯蓄は卑しいことではない
     第3節 大きな目的を達成するに役立つ体力の貯蓄
     第4節 事が起きた時に活きる知識の蓄積
     第5節 最も大切な徳の貯蓄

    第5章 臆病を克服する工夫

    第6章 人生の決勝点

    ISBN:9784408108964
    判型:4-6
    ページ数:216ページ
    定価:1500円(本体)
    2011年07月06日初版第1刷発行
    2012年03月08日初版第5刷発行

    0
    2021年05月02日

    Posted by ブクログ

    逆境のときは、天が自分の力をためす機会を与えてくれたものだと思って楽しみ、順境のときは決して驕らず、逆境に在ったときを思い出す。そのような認識はあるが、油断しているといつでもその逆で、逆境を恨み、順境で慢心している懲りない自分がいる。自己啓発の名著を読むと、いつも甘えた精神に喝を入れられた気持ちになるが、この気持ちを忘れぬようにせねばと思う。

    0
    2018年11月04日

    Posted by ブクログ

    100年前に書かれた新渡戸稲造先生の「修養」、「自警」。
    困難や苦しみがあっても、心の持ち方によって乗り越えてゆく方法が書かれてあります。新渡戸稲造先生の本を読むといつも元気と勇気をいただきます。

    0
    2012年03月10日

    Posted by ブクログ

    新渡戸稲造の名著『修養』『自警』から、苦難の時をいかに生きるか、困難をいかに克服するか、に焦点を絞り再編集。原著はおよそ100年前のものだが色褪せない。

    0
    2011年09月15日

    Posted by ブクログ

    震災後に編まれた本ですが、コロナ禍の今、特に役に立つと感じた金言が多くありました。

    意外だったのは、新渡戸先生の時代は、貯金することや健康を省みることが、軽んじられていたようで、これらの大切さについても切々と説いておられます。

    0
    2021年08月19日

    Posted by ブクログ

    第4章 四つの力を貯蓄する
    金銭の貯蓄、体力の貯蓄、知識の貯蓄、徳の貯蓄。
    非常にためになりました。
    特に体力の貯蓄は、今まさに体力が落ちて気が滅入っていたところなので、なるほどと思いました。
    徳の貯蓄、実践したいと思います。

    第5章 臆病を克服する工夫
    弱点の自覚から起きる気弱 。
    自分の最善を尽くせば無作法も許される 。
    正を守って恐れることなかれ。
    自分の弱さに嫌になっていたので、弱さを乗り越えるヒントになりました。

    柔らかく、そして力強い、そんな印象の本です。

    0
    2019年02月10日

    Posted by ブクログ

    「人の幸不幸は、その人の心の内にある」境遇の順逆は、心がけ一つでいかようにでもなる。逆境にあっても心がけ一つで一条の光明が発見出来る。その通り!!

    0
    2013年04月26日

    Posted by ブクログ

    新渡戸稲造の作品から抽出された評論集のようなもの。

    徹頭徹尾、自分が物事に対してどう向き合うか、という姿勢に貫かれている。

    そういえば銀座教会に新渡戸稲造直筆の額が飾られていたのを思い出した。
    "Be just and fear not"(静を守って恐れることなかれ)

    逆境にあるのは神が自分を見捨てていない証拠である、
    というのは逆説的だが卓見だと思う。

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    2013年03月07日

    Posted by ブクログ

    ■逆境
    1.自分の思い通りにならい時(逆境)には、天から授かった「運命」と、自分自身に原因がある「自業自得」の2種類がある。
    2.逆境に陥った時、これを避けたり防いだりするこは悪い事ではない。だが、僕はむしろこれを善用することを勧める。つまり、逆境そのものを、精神の修養に役立てるのである。

    0
    2011年09月15日

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