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身近なモノの値決めの仕組みから企業価値評価まで、ファイナンス理論の常識とセンスが、読むだけで身につく画期的入門書。 MBAコースの超人気講師がファイナンス理論の基本知識をやさしく、深く、解説します! この1冊で自分をレベルアップ! 本書はファイナンスのエッセンスを丸ごと煮詰め、やわらかいストーリーで包みこんだ“新食感"のテキストです。お読みいただくだけで、ビジネスパーソンとしてのレベルが確実に上がります。
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Posted by ブクログ
投資の意思決定のためのNPV。会計の本では、なかなかわからず苦労。この本は、サラッと読めて、とてもわかりやすかった。
ファイナンスとは?を知るにはすごく面白い本。最後の方は少し難しくなるが、おれを読んで勉強するきっかけになるかも。
***** 献本をいただいた一冊。1日で一気に読めた。 ファイナンスの大事な役割の一つは「モノの値段」を決めることだという主張が一貫して貫かれていて、入門書としてとても分かりやすく読めた。 DCFやNPVやWACCなど、何となくで知っている言葉の輪郭がはっきり理解できたのが一番の収穫。 *****
パンダはいくらで買いますか? パンダという生き物自体には値はついていないそれをつけるのがファイナンス理論という物なのだそうだ。 パンダ編では淡々と軽い感じでお話は進んでいくがやはり実務編となるとそれなりのボリューム感に圧倒される。しかしこの考え方はいろいろなところで頻出するものであり一度覚...続きを読むえておけばどこでも利用価値はあるだろう。 いや~しかしこれをマスターするのは並ではない結局自分本位の迷宮に入りそうだ。
・ファイナンスの世界では、簿価ではなく時価が中心。 ・バリュエーションのためには「収益還元法」が最適。 ・「今日の100円は明日の100円より価値がある」。 ・収益還元法の3要素。①キャッシュフローの金額。②金利(割引率)、③キャッシュフロー発生時期。 ・フリーキャッシュフロー=営業利益×(1-税率...続きを読む)+減価償却費‐設備投資‐運転資本。 ・リスク=危険性ではなく、不確実性。
パンダは最初の方だけで、後半戦は普通のファイナンスの話になってくる。フリーキャッシュフローからNPV(正味現在価値)を求めて、投資判断をするところまでで本書は終わっているが、最後の方は実務として行わないとあまり意味がなさそうに感じた。 読みやすいか?と言われると、パンダのところまでは読みやすいが、...続きを読む後半戦は普通のファイナンスの本と変わらない。 おそらく筆者も、パンダで例えるのに限界を感じ、結局は普通のネタで後半戦は書いたのだろう。 そういう意味で、この本でなければいけない理由は見当たらず、当書籍の存在価値は薄まる。 ただ、自分にとっての苦手分野が発見できたという意味で☆3つ。
●収益還元法の考え方を学べた。会社の価値は、バランスシート上の資産のことではなく、キャッシュフローを生み出す力のことを言うのは知らなかった。
ファイナンスとバリュエーションの知識とスキルはある程度あるので斜め読みというか15分くらいで飛ばし読み。 割引率とかDCFとかよくわからない自称ド文系のような人にはよさそう。
「ファイナンス」について分かりやすく、パンダや会社などの値段を用いて説明した本。 本書を読めば、ファイナンスの考え方についてはよく分かる。 しかし同時に、ファイナンスの考え方が、仮定に仮定を重ねた机上の空論に近いものだということもよく分かった。 頭の体操としてはおもしろいし、仮定をいくつも重ね...続きを読むないと理論を構築できないのは理解できる。 しかし、理論はあくまでも理論であり、理論と現実が合わないからといって、現実が間違っているとでも言いたげな昨今の金融関係者たちの言動には、目に余るものがある。 話しが逸れたが、例えば、「東京スカイツリーの頂上から飛び降りることはリスクではない」というのは百歩譲って認めるとしても、そもそもスカイツリーの頂上に上ることはできるのか?途中で警備員に止められるリスクがあるのではないか? などと、机上の空論には、机上の空論で対抗したくなってしまう・・・。 主題であるパンダの値段を収益還元法により算出するのはよいが、これが行き過ぎると、フォード・ピント事件のようなコスト比較がまかりとおってしまうことが危惧される。 また、WACC(加重平均コスト)やFCF(フリーキャッシュフロー)の説明などは、確かにそのとおりだが、それだけではないだろうと思う。 前提知識がない人が読むと、少し勘違いしてしまいそうなざっくりした説明しかしていない。 全体的に、おもしろく読めるとは思うが、実際に役に立つ知識が身に付くかというと、疑問が残る一冊。
「パンダをいくらで買うか?」というキャッチーなタイトルに、身近な例やパターンを持って極力初心者にわかりやすいように努めている。しかし初心者向けの内容ながらとっつきにくい専門用語への配慮はあまりない。例えばWACCの項は、初級と中級向けが混ざり合うことなく併存し、初心者は「??」となるかも。βの説明を...続きを読む省いたことは二重丸だがMM理論は説明するなどバランスは悪い。コンセプトが良いだけに惜しい。
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