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Posted by ブクログ 2009年12月26日
元共同通信社記者の方による、ありていに言うと、権力とメディアの癒着を告発した本です。はまっている佐藤優氏が絶賛と帯に書いてあるので読んでみました。
官僚が自らの行動から自縛的に道を外していく様と、表面的には無自覚的に利用されるメディアの構造が、有名な事件を例に引いて非常に説得力のある形で提示され...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
新聞社やTV局などの大手マスメデイアが取材対象の官僚(霞ヶ関)に有利な形でメデイアに掲載する近年の流れを膨大な取材で示した本。ひねくれた顔をしているが、志と取材能力はすばらしい。
マスコミとしての文章の書き方も教えてくれているので仕事本としても参考になる。
あと、耐震データ偽装事件はTVや新聞の...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月18日
特にメディアが信じられなくなる本。情報の裏付けとは非常に労力を伴うものであり、一般の人は政治問題や様々な事件について本や新聞でしかその情報を仕入れることはできない。その裏にどのような意図が隠されていようと、我々は提示された情報でしか判断できない。その情報が改竄はされていなくとも、判断の為の重要なセン...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月17日
なかなか面白かったです。特に耐震強度偽装事件については、某ブログを通じて「悪のトライアングル」論を支持していたので、にわかにはこの本の記述を信用できなかった。
でも、第6章「検察の暴走」を読んで、どれも信用できるかも・・と感じた。詳しいことを書くとこのブログがいろいろ面倒なことになりそうなので割愛す...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月23日
著者は、共同通信で20年ほど記者をするも、記事内容への上からの圧力、自主規制の強制が嫌になり退社、フリーのジャーナリストとなった人である。
そのため実感を込めてメディアの問題点を取り上げているのがよく分かる。
目次を見ると週刊誌の吊り広告のような内容だが、実際、月刊現代とアエラの記事をまとめた本で...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年06月30日
[ 内容 ]
官僚の爆走と、すり寄るメディアの深い闇。
[ 目次 ]
第1章 もみ消されたスキャンダル
第2章 組織メディアの内実
第3章 悪のトライアングル
第4章 官僚たちの思惑
第5章 情報幕僚
第6章 検察の暴走
第7章 NHKと朝日新聞
第8章 最高裁が手を染めた「二七億円の癒着」
[...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
いわゆる官僚=国家公務員?種、ではなくて、永田町や裁判所などの公権力全体と新聞社の関係について書かれていました。佐藤優が主張していた国策捜査については、ライブドア事件などをあげていて興味深かった。「(検察の)組織の安泰のためにやらなければならないことはただ一つ、時代の『象徴的な事件を作り出し、それを...続きを読む
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