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楽しいかどうかなんて重要じゃない。会社で働く女の子にとって必要なのは、つまらないことも我慢できること、そして、その我慢のなかでも何かを忘れないことではないか――。短大の英語科を卒業後、出版社の受付に配属されたみのり。初めての経験で戸惑うことばかりの毎日を過ごしながらも、持ち前の正義感でみのりは社内に新風をもたらしていく。初心で胸を膨らませた新入社員と、初心を忘れたかつての新入社員へ贈る、初めての受付嬢小説。
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Posted by ブクログ
出版社の受付に配属になった新人の女の子の話 新人よりも会社入って何年かした人の方がしみじみ読めるかも
出版社に就職して、受付に配属されたみのりの物語。 受付には一癖も二癖もあるやっかいな女性や お上品でとっても優しい仏様のような女性や 気の合うお姉さんのような素敵な女性がいる。 そんな中で新入社員として葛藤しつつ、でもきちんとまっすぐに 何事にも取り組んでいくみのりがとってもすがすがしい。...続きを読む 何か小さな出来事のたび、その事へのみのりの見解がとても 理路整然としていて好きだった。読み終えてスカッとするし、 忘れていた気持ちを思い出させてくれる。 表紙の絵も本を読むと色々わかって二度楽しめる。 この物語を書いた作者のあとがきで涙しました。
日経Woman11月号のこの秋読みたい最高の120冊で薦められているのを読んで。 すがすがしい読み物。 新聞綴じをするときに神様が見ている気がする。 そう思いながら仕事をするみのりがいいな、と思った。 初心に帰れる、そんな本。 (08/10/13)
夏石さんの作品を夏石さんと言う意識で読む最初の作品です。以前に「新解さん」と言う「新明解国語辞典」のユニークさを紹介した本を読みました。 あの本の視点をもっている夏石さんの「いらっしゃいませ」は出版社の受付係りとして配属された新人・鈴木みのりのお話です。この鈴木みのりの視点で書かれていることこそ、...続きを読む夏石さんの視点なんだろうと楽しみながら読むことが出来ました。案の定、解説では鈴木みのりは、彼女自身であると同期の白石さんが書かれています。鈴木みのりの新入社員としての初々しさと持ち前の正義感が気持ちいい作品です。 ちなみに、この本の表紙のイラストと言うか絵がなかなかほのぼのしていいものです。受付の絵になっているのですが、座っている人が最初は分かりませんでしたが、そのうちに誰が誰か分かります。しかも、その前に歩く殿様って何だろうと思うと、ちゃんとお話に出てくるのですね。
「初心で胸ふくらませた新入社員と、初心を忘れたかつての新入社員へ贈る」という文句につられて購入しました。私自身、今年の4月から社会人になったので、今の時期に読めてよかったと思います。仕事がつらい時、辞めたくなったとき、きっと読み返すはず。
【本の内容】 楽しいかどうかなんて重要じゃない。 会社で働く女の子にとって必要なのは、つまらないことも我慢できること、そして、その我慢のなかでも何かを忘れないことではないか―。 短大の英語科を卒業後、出版社の受付に配属されたみのり。 初めての経験で戸惑うことばかりの毎日を過ごしながらも、持ち前...続きを読むの正義感でみのりは社内に新風をもたらしていく。 初心で胸を膨らませた新入社員と、初心を忘れたかつての新入社員へ贈る、初めての受付嬢小説。 [ 目次 ] [ POP ] 会社のことについて、というか懸命に仕事をする人間について書かれた小説はおもしろい。 恋愛に夢中になるのは簡単な気がするが、仕事に夢中になるのはほんとに難しいからだ。 著者である夏石さん自身がモデルの小説だという。 出版社に受付嬢がいるということ自体も驚きだったし(本の雑誌社にはないポストでしょうけれども)、他の企業であればもっと華やかなイメージがある受付もそこではいちばん地味なくらいに感じられるのもおもしろかった。 しかし、いくらなんでも就職活動うまくいき過ぎでは。 現在就活中のみなさんからはちょっと反感買うかも。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
今年から就職、ということで、いろいろお薦めを辿って読んでみました^^ 働くって、こういうことなんだろうな、と感じた本です
出版社の受付に配属された、新人さんのお話。 これ、面白いですよ。 とてもリアルな女の目線。 会社という組織とか、女が働くこととかについて、誰もがぼんやりと感じていることを、 淡々とした文章のなかで、とても端的に表現している。 主人公みのりみたいな後輩がいたら、怖いな。
これまた友だちにすすめられて。 この本は、出版社の受付に配属された 短大卒の女の子の話なのですが、 『バイブを買いに』「新解さん」シリーズの著者、 夏石鈴子さんは、元・文藝春秋の社員。 ついつい、文春を想像しながら読んでしまいます。 自分が新入社員の頃は、どんなだっただろう。
何かに紹介されていたから見ただけ。 はじめは、退屈だなぁと感じていたけど、 主人公の考えとか、会社の日常とか、「ふつう」をさらっと書いていて、 読み終わった後は、面白かった。 表現がやわらかいから、「ふーん」って感じだけど、 鋭いことを指摘してたりする。
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夏石鈴子
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