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Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
血のつながりの、いったいどんな意味があるのだろうか?母親に何度も殺されかけた娘の復讐と親子の絆を探す物語。
20年程前にこの本を読んだ時の衝撃は今でも忘れられない。愛を乞う乞食だったという描写が未だに忘れられずに頭にこびり付いていました。妻に勧めた事を切欠に再読。
虐待のシーンは読んでいて未だに辛くて、読んでいて胸がぎゅーっと苦しくなります。人が苦しんでいるのは創作でも苦手な私。
でもこの本で主人公は娘と亡き父に支えられてひたすらに光に向かって歩き続けます。次第に明かされていく出生と父の生い立ち。次第に霧が晴れて来るのに、何で母がここまで自分を虐待したのか謎が深まるばかりなり。
ちなみに映画だけを見ると最後の描写が全然違うものになるので是非本で読んでいただきたい。はっきり言ってこれ一作しか面白いのが無い作家さんですが、これはまさに渾身の一撃です。プライベートでも大変な事が有る作家さんでした。既に鬼籍に入っております。合掌。
Posted by ブクログ
この本を読むのは二度目。小学生の頃親用と子供用の学級文庫があって、私は親用にまわってきたこの本をついでに読んだのだった。当時は虐待の場面が鮮烈に記憶に残ったけれど全体の量からするとたいしてたくさん描写があるわけじゃない。怖かったなあ。
主人公は高校生の娘を持つ母親。市役所にて父親の戸籍謄本を取り寄せたいと訪ねる冒頭から始まる。
主人公は幼少期より高校生になるまで放蕩な母親に虐待を受け続けており、悲愴に満ちた青春期を送っていた。その時代を生き抜けたのは結核で死んだ台湾人の父の加護があったからだと思うのだった。そして主人公は娘の助力も得て父親のお骨探しを始める。台湾にすら飛び、どうにかまた気が弱く優しかった父親に会いたいと願う。
娘はそれが母親の愛を探す旅にも見えたと語る。
ラスト、歳老いた母親の介護をする白昼夢を見る主人公。おむつを変えながら母親の尻を叩く主人公…。END
ラストが…。どういうことだ。
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