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Posted by ブクログ 2015年07月31日
[命の査証、その繋ぎ手]リトアニアのカウナスにおいてユダヤ人難民たちに査証を発給し、その命を救った杉原千畝のエピソードに心惹かれた著者は、「では日本において彼等を迎えたのは誰だったのか」という疑問を抱く。残された情報が乏しい中、彼は小辻節三というユダヤ教学者に行き当たるのであるが、さらに調査を進めて...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月20日
6,000人の「命のビザ」を手にして日本に逃げ延びてきたユダヤ人たちを助けてあげた人がいることを知りました。
小辻節三さんというヘブライ語学者です。
彼は1899年に京都の神主の家で生まれ、クリスチャンになって牧師になります。旭川の教会で牧師をしている時、結婚した奥さんが着物を売って作ったお金でアメ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月23日
ユダヤ人難民を救った日本人として杉原千畝は有名である。しかし、彼が行ったのはあくまで日本へのビザの発行だけである。それでは、彼からビザを受けた多くのユダヤ系難民はその後どのように逃げていったのであろうか?
本書では、日本に亡命したユダヤ系難民のために尽力した小辻節三の生涯を紹介しています。
本書を読...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月20日
日本のシンドラー・杉原千畝が発行したビザでナチスから日本へ逃げてきたユダヤ人たち。ビザで許された日本の滞在期間はわずか10日で、その間に行き先の国の手配ができなければ強制送還となってしまう。そこで彼らに手を差し伸べたのが、ヘブライ語学者・小辻節三だった‥
著者は小辻節三の生き様に惹かれて、彼の家族や...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月20日
第二次世界大戦時にリトアニアの領事代理の杉原千畝がユダヤ難民に発給したビザで日本にやってきたユダヤ難民を最終目的地の米国やカナダなどに着けるように東奔西走した日本人がいる。それがヘブライ学者の小辻節三博士である。何故博士は日本に来たユダヤ難民を自身の危険も省みずに助けることをしたのかを追った本である...続きを読む
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