命のビザを繋いだ男 小辻節三とユダヤ難民

命のビザを繋いだ男 小辻節三とユダヤ難民

1,361円 (税込)

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日本のシンドラー・杉原千畝の「命のビザ」で日本に逃れたユダヤ難民6000人。しかし許された滞在期間はわずか10日あまり。ビザが延長できない場合、彼らを待っているのはホロコーストの地獄だった。そんなユダヤ人たちに命を賭して救いの手を差し延べたのが、ヘブライ語学者・小辻節三であった。なぜ、どのようにして、小辻はユダヤ人たちを安全な地へと導いたのか? 小辻の生きざまに惹かれた俳優の山田純大が、イスラエル等を取材し、昭和史に埋もれた真実を明らかにする。

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命のビザを繋いだ男 小辻節三とユダヤ難民 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年10月12日

    情報が少ないなか、丁寧に情報を得てまとめられた良書。ユダヤと小辻節三の関係や当時のユダヤ人にまつわるドイツとアメリカの関係性がよく分かり、いろんな謎が解けた。
    この時代はいろんな立場から見える景色を知っていくと理解が深くなって面白い。その一つとして読めてよかった本。

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    Posted by ブクログ 2021年11月06日

    日本人って長いものに巻かれるようなイメージがあったけど、ナチスと同盟を結びつつも一線は越えないような強さがあったのだなと感じた。

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    Posted by ブクログ 2020年09月26日

    ホロコーストが遠い国の話ではなく、ユダヤ人を救うために尽力した日本人らがいたということは驚きでした。著者が小辻氏を知る人物と繋がりを持っていく奇跡は、ユダヤ人を救いユダヤ人に救われた小辻氏の人生と重なるものがありました。日本人にとってユダヤというものを近くに感じることができる一冊です。

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    Posted by ブクログ 2018年12月21日

    小辻節三さんは、杉原千畝さんとはまた違った形で多くのユダヤ人達を救った人なので、日本人として知っておかなければならない人物だと思います。
    また、著者がいわゆる二世俳優と知り、見直しました。是非とも映画かドラマで制作してほしいものです。

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    Posted by ブクログ 2016年03月14日

    日本人で初めてユダヤ教に改宗し、多くのユダヤ人を救った人。見返りを求めず、素晴らしいことをされたことに、深く感動した。それを調べあげた著者の情熱もとても素晴らしいと感じた一冊だった。

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    Posted by ブクログ 2015年07月31日

    [命の査証、その繋ぎ手]リトアニアのカウナスにおいてユダヤ人難民たちに査証を発給し、その命を救った杉原千畝のエピソードに心惹かれた著者は、「では日本において彼等を迎えたのは誰だったのか」という疑問を抱く。残された情報が乏しい中、彼は小辻節三というユダヤ教学者に行き当たるのであるが、さらに調査を進めて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年01月20日

    6,000人の「命のビザ」を手にして日本に逃げ延びてきたユダヤ人たちを助けてあげた人がいることを知りました。
    小辻節三さんというヘブライ語学者です。
    彼は1899年に京都の神主の家で生まれ、クリスチャンになって牧師になります。旭川の教会で牧師をしている時、結婚した奥さんが着物を売って作ったお金でアメ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月23日

    ユダヤ人難民を救った日本人として杉原千畝は有名である。しかし、彼が行ったのはあくまで日本へのビザの発行だけである。それでは、彼からビザを受けた多くのユダヤ系難民はその後どのように逃げていったのであろうか?
    本書では、日本に亡命したユダヤ系難民のために尽力した小辻節三の生涯を紹介しています。
    本書を読...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月20日

    日本のシンドラー・杉原千畝が発行したビザでナチスから日本へ逃げてきたユダヤ人たち。ビザで許された日本の滞在期間はわずか10日で、その間に行き先の国の手配ができなければ強制送還となってしまう。そこで彼らに手を差し伸べたのが、ヘブライ語学者・小辻節三だった‥
    著者は小辻節三の生き様に惹かれて、彼の家族や...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月20日

    第二次世界大戦時にリトアニアの領事代理の杉原千畝がユダヤ難民に発給したビザで日本にやってきたユダヤ難民を最終目的地の米国やカナダなどに着けるように東奔西走した日本人がいる。それがヘブライ学者の小辻節三博士である。何故博士は日本に来たユダヤ難民を自身の危険も省みずに助けることをしたのかを追った本である...続きを読む

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