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善い人ばかりが住むと評判の長屋に、ひょんなことから錠前職人の加助が住み始めた。実は長屋の住人は、裏稼業を持つ“悪党”たち。差配の儀右衛門は盗品を捌く窩主買(けいずか)い。髪結い床の半造は情報屋(ねたもと)。唐吉、文吉兄弟は美人局(つつもたせ)。根っからの善人で人助けが生き甲斐の加助が面倒を持ち込むたびに、悪党たちは裏稼業の凄腕を活かし、しぶしぶ事の解決に手を貸すが……。人情時代小説の傑作!
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「善人長屋」
2022年7月8日~ NHK BSプレミアムほか 出演:中田青渚、溝端淳平、高島礼子
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1~1件目 / 1件
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Posted by ブクログ
【あらすじ】 善人ばかりが暮らすと評判の長屋の住民として錠前職人の加助が加わることになった。 実はこの長屋で暮らす住民たちは、それぞれに裏稼業を持つ悪党ばかりだったのだが、人助けが生き甲斐の加助によって持ち込まれるいざこざの解決に手を貸すことになり・・・・・・。 【感想】 こういう話、大好きで...続きを読むす。重過ぎず、かといって軽過ぎず、程よい長さの人情話が9篇収録されています。 登場人物たちの個性も豊かで、今後、この人たちの関係性がどうなっていくのかも楽しみですね。 続編も出ているようなので、読んでみたいと思います。
江戸の町人物の小説を探していて、本作を手に取りました。短編を読み進めるごとに、登場人物の一人ひとりにどんどん感情移入していきます。私が本作を好きになったのは、集団の中に異物が入り込んでも、排除することなく温かい人間関係を育んでいるところ。これはもう善人長屋シリーズを読破しなくては!と思いました。
西條奈加さんの本で初めて読んだ本でしたが、とても読みやすい文体で、国語の教科書に選ばれても遜色ないと思いました。 物語は人違いで現れた善人・加助を中心に、善人長屋と呼ばれる千七長屋に住まう人たちとのドタバタ活劇。 笑いあり、涙あり、差別問題の警鐘も? 続編の「閻魔の世直し」、「大川契り」も読ま...続きを読むなきゃ損です。
住人全員が小悪党、故に慎ましやかに生活に気を配っているというのに、何故か根っからの善人が問題ばっかり持ち込むようになるという( ^ω^ ) 各話ハッピーエンドでダレそうな所を最後にちょっと苦々しい展開を持ってきてあって流石でした 善人が善人たる所以にもぞっとさせられたり 長屋の住人達同様、加助の幸せ...続きを読むを願わずにはいられません
″真面目で気のいい人ばかり″と噂の「善人長屋」。 しかし陰に回れば差配も店子も裏稼業の凄腕揃い。 そんな悪党の巣に、根っからの善人、加助が迷い込んだ。人助けが生き甲斐で、他人の面倒を買って出る底なしのお人好し・・・。加助が持ち込む厄介ごとで長屋はいつも大騒動、しぶしぶ店子たちは闇の稼業で鳴らした腕を...続きを読む揮う! 心淋し川で注目した西條奈加さんの本を読んでみようと思いどんな作品があるかと探すと、上の7行の善人長屋の帯に書かれていた文言で今作に興味が沸いた。 まぁ1話完結しながら少しずつ話が進むんだろうなと思ったがその通り。 そして想像より面白かった。 読み進める毎に深まる登場人物のキャラクターが面白くて、微笑ましくもあったり目頭が熱くなったり しながら楽しめた。 閻魔の世直しがシリーズの次巻らしく楽しみが増えました。 2021/06
善人ばかりが住むと言われる長屋に、間違って本物の善人が住むことになり大騒動。差配も住人達も表の稼業と裏の稼業を持つもの達ばかりで、子供達でさえ自分の親の裏稼業に憧れる、という状況。本物の善人が人助けのために動くことで、嫌々ながら住人達も助けに入るサマがコミカルに描かれる。人助けなので人情的な内容が多...続きを読むくホロリとさせられる場面が次々と出てくる。 妻と子供を火事で失ったはずが、生きて出て来たのに最後の夫婦の別れが悲しい。ハッピーエンドにしなかったのはシリーズ化するためだろうか。4作目まであるようなので、いつか読もうと思う。
私は、現代ものしか無理って思ってたけど、コレなら読めた。江戸時代、町人文化は、なんとか受け入れられそうなので、このシリーズ続けようかな
善人ばかりだと言われる長屋の住人はみな裏稼業を持つ者ばかり。唯一の善人加助が持ち込む難題をみんなで解決する連作短編集。 面白かった。悪人なのに人情あふれる人達。それぞれの過去や江戸時代らしい設定とストーリー展開。素晴らしく良かった。
母親がドラマを観ていたけれどわたしは観ていなかったので事前情報ほぼ無しで読み始めたけれど、相変わらず西條さんの時代物は素敵だなぁと。ちょっと加助さんが自分にはくどかったけど、そういった読者の気持ちを他の登場人物が代弁してくれるあたりよかったです。
金春屋ゴメス以来の西條奈加 さん。 市井の人情モノ。 秋の夜長に 渋いお茶と ちょっと甘いものを 嗜みながら 一章ずつ 惜しみながら読みたい一冊 ゛悪党゛たちが 繰り広げる゛善行゛の物語 一編一編のストーリーに破綻が全くないのは ストーリーテラーとしての筆者の腕の見せ所 心ささぶられ 心ほっこり...続きを読むさせられます
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