蔵書の苦しみ

蔵書の苦しみ

770円 (税込)

3pt

著者は2万冊を超える蔵書の持ち主。時々まとめて古本屋に引き取ってもらうが、売ったはしから買ってしまうので、一向に減ることはない。そんな、つねに蔵書の山と闘い続けている著者が、煩悶の末に至った蔵書の理想とは?――「本棚は書斎を堕落させる」「血肉化した500冊があればいい」「自分の中で鮮度を失った本は一度手放す」「トランクルームを借りても安心するべからず」など、本といかに付き合うかの知恵が満載。

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蔵書の苦しみ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年12月13日

    蔵書は健全で賢明でなければならない、多すぎる本は知的生産の妨げ、本棚は書斎を堕落させる、自分の血肉と化した500冊があればいい、机のまわりに積んだ本こそいきる……などなど格言ともいえる言葉が並ぶが、読書人にとって本の保管スペースは頭の痛い問題。『蔵書の苦しみ』は永遠の命題でもある。そんな『蔵書の苦し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月05日

    面白かった!人の経験てほんとに他人事だから面白いし、参考にもなるね。自分で把握出来なくなったら手放すのも仕方ない。結局読み返す本て少ないんだよな。

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    Posted by ブクログ 2016年02月01日

    本好きのあるあるがいっぱい詰まった本。読んでいてとにかく楽しいし、吹き出して笑ってしまう部分も有った。色んな本も紹介されていて、本にまつわる本としては是非読みたい本である。

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    Posted by ブクログ 2015年04月03日

    拙著「本で床は抜けるのか」と同じテーマを扱った本を再読。長年、本に特化して執筆してきた岡崎さんだけに蔵書の数は大変に多いし、本に関しての蘊蓄も膨大だ。体当たりルポ的なテイストの拙著とはアプローチがまったく違う。岡崎さんのはある意味、名人芸。参りました。師匠と呼ばせて下さい。

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    Posted by ブクログ 2013年12月16日

    タイトルの通り。
    苦しみまくっている人々のものすごい話たくさん。

    自分も悩みを持っているが、ここに出てきている人たちの
    桁は違う。
    あるマンガ評論家の自宅から搬送された書籍は、段ボール箱で
    4500箱!!

    著者は自分の蔵書を自分で古本屋を一日だけ開いて
    処分してしまったが、これも画期的な処分方法...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月28日

    "本好きの悩み事、蔵書をどう取り扱うか?に挑んだのが本書。
    本との格闘をいろいろな先人のつわものを訪ねて解き明かす。
    理想の書棚への志望と憧れ。"

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    Posted by ブクログ 2015年04月06日

    タイトルに惹かれ、読み始めたけど、とても同感できる部分がたくさん。どんどん落ち始めている自分の周りの本たちをつい見てしまった。

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    Posted by ブクログ 2014年04月29日

    文筆業という職業柄もあいまって、多数の蔵書を誇りせっかくの自宅地下室の書庫も迷宮状態の著者が書く、「蔵書論」。

    著者自身があとがきで書いているように、本書は「蔵書の苦しみ」をさんざん味わいながらも、いつまで経っても蔵書との本格的な別れの道を選ぶことができない自分自身への言い聞かせの書でもある。

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    Posted by ブクログ 2015年09月21日

    集める本の数がものすごい。
    すごい話がたくさん出てくる。

    夢中になれるものを持つってうらやましいなあと思うが、大変そう…

    私はそんなに本自体には愛着はないなあ。
    電子書籍より紙の本の方が好きだけど。

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    Posted by ブクログ 2013年11月03日

    人ごととは思えない。結局のところ本を処理する方法はひとり古本市しかないということであろう。しかしいろいろな人の助けで古本市を開いても結局本棚10棚分しか処分できないということはかなしいことである。
     自炊かKindlしかないということか。

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