無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
流通ジャーナリストとして活躍していた金子哲雄氏。その妻で編集者の金子稚子氏が、死の準備とエンディングノート、夫妻の「引き継ぎ」について語る。金子哲雄氏が、死の準備に積極的に取り組んだことはすでに知られている。葬儀に限らず、生前にさまざまなことを稚子氏に頼んでいる。しかし、エンディングノートは残していない。なぜなら、時間をかけて、妻・稚子氏に十分な引き継ぎをしていたからだ。結果的に稚子氏は、その引き継ぎによって、残された者たちが「悲しみすぎない」生活を送れることを実感する。大切な人を亡くした、厳しい悲しみは決して癒されるものでも、乗り越えるものでもないのかもしれない。しかしこの時、大きな支えになるのが引き継ぎではないか、と考えた。悲しみは悲しみとして抱えたままでも、それはそれとして次に進むために。残す人も残される人も参考にしたい、生と死を冷静に見つめる一冊。
...続きを読むPosted by ブクログ 2013年09月17日
【死の悲しみを和らげる方法論を教えます!】
41歳という若さで亡くなった、流通ジャーナリスト金子哲雄氏が生前から行っていた奥さんとの「死の引き継ぎ」。この引き継ぎこそが、大切な人の死の悲しみを和らげる唯一の方法なのである。
引き継ぎを行うことは決して難しいことではない。
・日常的な報・連・相の実施...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月25日
金子氏はTVで観ているだけだが、彼の思考は非常に楽しく好きであったため、亡くなったことはショックだった。
その奥さんが書いたのが本著である。
タイトルを見ると「プレゼン」にも思えるが、内容は「引き継ぎ」「死生観」。
死を人生の通過点として捉える死生観、引き継ぎは以降も関係が続くものと書かれていた...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月01日
お客さんがこの方のセミナーを開いたというご縁で出会った本。
死をどのようにとらえるか。
パートナーとはどんな関係でありたいか。
そんなことを考えさせられました。
手を差し出すだけの人が多いけれど、手を差し出されたものをつなぎ合うこと、相手の気持ちを理解することが大切だという言葉を読んで
貴方の気持ち...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月15日
41歳の若さで亡くなった金子哲雄さんの奥様の著書
生きることと死ぬ事は同じ
引き継ぎ
死後も身近にいて いつでも交信しあえる
おひとり様なので死後の始末の為にも「エンディングノート」をそろそろ視野に入れた方がいいのかな なんて思ったりしてたけど・・・引き継ぎさえしっかりしていればエンディングノー...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月15日
不思議な気持ちになった。
死に行く人との感覚を感情をこめて、でも客観的に綴った本。こんな本ってあったんですね。
全部は理解しきれません。やはり夫の死を経験しないとわからないのかもしれない。
金子さんの感覚、わかるところもあるし、難しいなと思うところもある。
こんなにポジティブに死を考えられるお二人は...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。