老いてこそ人生

老いてこそ人生

556円 (税込)

2pt

3.6

誰しも年はとりたくない。誰しも老いたくはない。しかし誰しも必ず年をとり老いていくのだ。そんな当たり前のことがらを前にしてなんでくよくよしたり、怯えてたり、腰が引けたりすることがあるのだろうか。正面きって向かい合いこちらから仕掛けていけば、こんなにやり甲斐生き甲斐のある人生の時の時は他にあるものではないのです。「序章」より

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老いてこそ人生 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    慎太郎さんが亡くなってから4人の息子がTVに出ていました。
    父を語る4人の息子の笑顔がすんごく良くて。

    ここ数年自分の体に対して衰えと落ち込みを、ずっと考えていて何気に読んだこの本で「ああ慎太郎さんもそうだったんだぁ」と妙に安どしてしまったと同時に自分の3人のこどももいろんな目で父親である自分を見

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    2022年10月30日

    Posted by ブクログ

    見城徹が書かせたという三部作、弟と政治、そして老いについてが本作。太陽の季節で荒々しく、若さを表現した石原慎太郎が老いを語る。老いとは、肉体の衰えであり、自然と肉体や病気の話が増える。それが鬱陶しいではなく、素直に自分自身が迎えることになる高齢の姿を想像し得る助言として読むことができる。言葉に嘘、混

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    2021年08月03日

    Posted by ブクログ

    「人間は30になると突然走りだすものです。」
    丁度僕自身が、30で最近なぜだかジョギングを始めていたので、この本の始まりにはドキッとさせられた。そして自分では、はっきりと意識してないジョギングを始めた理由を言い当てられた気にもさせられる。ここで書かれている「老い」は、肉体的なピークを18-24、5才

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    2012年02月14日

    Posted by ブクログ

    1.著者;石原氏は、元政治家・作家・エッセイスト等、多数の肩書を持つマルチ人間です。「太陽の季節」で文学界新人賞と芥川賞を受賞し、文壇デビュー。「太陽の季節」が映画化された際には、“太陽族”という流行語が生まれました。その後、「化石の森」で芸術選奨文部大臣賞受賞、「生還」で平林たい子賞受賞、実弟の石

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    2022年01月24日

    Posted by ブクログ

    10代で20代の読む本を、20代で30代の読む本を、というように、常に一歩背伸びした読書が良いという指南をどこかで読んだので買った。
    でもちょっとかけ離れすぎているので、メインテーマは全然身にしみず。
    石原慎太郎はものすごくマッチョだ。

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    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    たとえ百歳を越えている者でも人間は惚けていなければ、まともな意識を持ったまま死ぬ時には、間近な死を意識した瞬間、多分、「なんだ昨日生まれたと思っていたらもう死ぬのか」、と思うに違いない。いかに変化起伏に満ち満ちた人生を過ごしてこようとも、いや人生というものははたの目にはたとえいかに平凡なものに見えよ

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    2020年07月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    石原慎太郎という知性と遊びと頑固さを備えた男が老いをどう捉えてるのか興味を持った。
    前半は老いに関して誰でも老いる。
    でも体は鍛えるという内容。
    大ケガをした時の心境。
    酒と人生。喧嘩っ早い自分に親父はもう年だから。と諌める周囲。周りの老い。
    老いてますます盛んかと思いきや、冷静に老いることを見つめ

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    2023年05月27日

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