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Posted by ブクログ 2022年11月07日
喰はず嫌ひだった石原慎太郎
いままで読みもしない癖に、豊﨑由美と同じやうに傍若無人の逸話だけで、あるいはイデオロギー的に反対の立場だったので石原を喰はず嫌ひしてゐたのだが、これを読んでそんな自分を反省した。
ベストセラーは大概くだらないのだが、これは裕次郎を知らない私でもおもしろい。すごい逸話が...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月22日
2022年2月1日石原慎太郎の逝去の報を聞き、同書を手に取る。裕次郎と慎太郎氏の父の思い出から幼少時代に始まり、裕次郎氏の臨終までの同書の章「血族」に最も記されている濃密な兄弟の交わりに心が震えました。恩寵によりその時代の先駆けを勤めた二人。俳優、歌手としての裕次郎氏、作家.政治家としての慎太郎氏。...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月18日
病に犯され死んでいった弟石原裕次郎を
兄石原慎太郎が書き上げた私小説。
読んでいるだけで、涙が出てくる。
慎太郎さんは
どんな想いで書き上げたのだろうか。
夏真っ盛りのこの時期に読みたくなった。今更ながら、ミリオンセラーを記録した
素晴らしい作品。
読み終わってしまうと、裕次郎さんは死んでしまう...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月29日
生き方、死に方を考えさせられた。
優等生な兄と、自由奔放の弟。だけど、石原裕次郎は子どもが授からなかったし、病気や怪我も多かった。どちらが良いという訳では無いが、どんな人生にも良し悪しがあるもの。
しかしこの兄弟は、事あるごとにお互い相談したり仲の良さも伝わった。大人になってからも、一緒にお酒を飲ん...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月09日
石原裕次郎さんと言えば、父母世代の有名人で、私にとっては、太陽に吠えろのボスや西部警察で偉そうな顔しているおじさんであった。一方の作者の石原慎太郎さんは、国会議員から東京都知事になって言いたい放題の人と言うイメージであった。
この作品を読んで、この兄弟の歩んだ道について知ることができた。すごく恵ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月09日
私にとって石原裕次郎は「太陽にほえろ」の「ボス」という印象が圧倒的に強く、昭和の大スターであったことがなんとなくわかったのはずいぶん後だった。本書ではその大スターの兄だからこそ知りえる弟裕次郎の幼少期から、その死までのエピソードと著者自身の心情がたっぷり記されている。ちょっとオカルティックな話もあり...続きを読む
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