青天の霹靂
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青天の霹靂

517円 (税込)

2pt

学歴もなければ、金もなく、恋人もいない三十五歳の晴夫。一流マジシャンを目指したはずが、十七年間場末のマジックバーから抜け出すことができない。そんなある日、テレビ番組のオーディションではじめて将来への希望を抱く。だが、警察からの思いもかけない電話で、晴夫の運命が、突如、大きく舵を切る――。人生の奇跡を瑞々しく描く長編小説。

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青天の霹靂 のユーザーレビュー

一流マジシャンを目指していたはずが、ずるずると場末のマジックバーで働く轟晴夫(とどろきはるお)。晴夫の母親は、晴夫を産んだ直後に亡くなり、父親とは何年も顔を合わせていない。
ある日父親の訃報を受けたあと、両親が生きている過去へ突然タイムスリップする。過去へ行って初めて知った、父と母の出会い、そしてその二人の晴夫へのまっすぐな愛。
お笑い芸人の劇団ひとりさんの『陰日向に咲く』に続く二作目の作品。複雑なことはなく、深く考え込むこともなく、ただただ素直なストーリーに涙が出ます。親から注がれる愛は本当に美しくて、まっすぐで、偉大だなって必ず感じさせられます。
すっと心の中に入ってくる物語で、素直に感動できる作品。

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    Posted by ブクログ 2021年06月13日

    ずっと楽しみにしていた2作目。

    『陰日向に咲く』が、まぐれじゃなかったと証明された2作目 笑
    おもしろかった―♪

    読み始めの感触は、
    売れないマジシャンが昔にタイムスリップしてマジックで一躍有名になるが、やがて転落していく人生を描くストーリーなんかなぁて予想してたけど、
    違った展開で安心し...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年10月12日

    当たり前のありがとう。って大切。
    劇団ひとりって多才やな〜すげぇ。
    自分も1日1日必死に頑張っていこうと思えた。
    安定の浅草。笑

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    Posted by ブクログ 2020年05月07日

    久しぶりにほんをよみました。

    自分の生き方について晴夫が考える序盤のシーンで、考えが途中で途切れないのってすごいなって思った。
    普段自分が自分のこと考えるとき、行数にして4〜5行で変な方向に逸れていっちゃう。

    思いが強いほど、思考が他に向かないほど、そういう風になれるのかなと
    いいことなのか悪い...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年10月25日

    なんで自分なんて生きてるんだろうって思っちゃうときに、産まれてくることを誰かに強く望まれたからっていう受動的な理由があるのを実感できたのはでかいと思った。それだけで十分死ねない理由になるんだなぁ。
    だから親の愛ってすごく尊いんだなぁって思ったら、両親に感謝したい気持ちになった。

    芸人仲間のくらげラ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月21日

    きれいなお話だった。心が洗われるという程でもないけど、心の雲間が少し開いて明るくなるようだ。サクッと読める。

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月02日

    ・分かりやすく、面白い。
    ・キャラクターに愛着が湧く
    ・優しいいい話。凝りすぎてるストーリーより好き。

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月20日


    幸せなんて本人が『思う』か『思わない』かそれしかないはずなんだ。

    学歴も金も恋人もいない晴夫。マジックバーでの仕事も鳴かず飛ばず。そんなある日、生き別れた父の訃報を耳にし…
    .
    タイムスリップ系好きなので映画化された時凄く興味があったけど観に行けてなかったので読めて嬉しい。ずっと誤解したまま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月10日

    とても読み易く、とても綺麗な作品

    お笑い芸人としても面白いのは、文筆の才能もあるからなのかな
    感受性が高くて表現力も豊かで

    劇団ひとり凄すぎ〜

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    Posted by ブクログ 2022年01月26日

    オーディオブックで読みました。
    劇団ひとりさんの芝居がリアルで、何度もクスッと笑いました。笑いあり、感動あり。劇団ひとりさんっは多才だなーと感じる1冊でした。

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月21日

    書籍の帯に書かれていた通りに、最後は思わず涙してしました。更にaudiobookは著者自身が出演しており、演出に充分笑わせて頂きました。

    0

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