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真面目だが消極的で反応がうすく、「どうにか無難にやり過したい」という考え方が主流。ゆとり教育を受けた、1980年代後半から2000年代前半生まれの「ゆとり世代」にはそんな傾向が見られる。若者の教育に20年以上携わってきた著者も、彼らを目の当たりにした当初は失望しかけたこともあった。しかし彼らの「自分だけ取り残されたくない」という感情をうまく使って力を引き出す「逆手指導ステップ」を編み出したことで、失望は希望に転換した。学生たちは「一週間で新書を五冊読む」などのハードな課題をしっかりこなし、驚くほど伸びたのである。本書はそのメソッドのほか、「注意するときは『肯定→アドバイス→肯定』」「本音を知りたければ紙に書かせる」「腹を割って話す必要はない」など、若者とうまくコミュニケーションをとって成長させるための「現場の知恵」を伝授する。最終章に「若者たち自身が考える、若者のトリセツ」も付す。
...続きを読むPosted by ブクログ 2014年08月25日
★☆★【 読 了 】★☆★
齊藤孝『若者の取扱説明書』
いわゆる「ゆとり世代」を想定とした、若者との接し方の解説書。
著者の経験と取り組みを紹介しつつ、若者の特徴、どうすれば彼らを成長に導けるのかということを分かりやすく解説している。
考え方がわからないとかダメだとかいって諦めるのではなくて、よ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月14日
手前味噌になるが、自分自身が教員として日々実践していることを端的にわかりやすくまとめてくれているというのが率直な感想。
著者の根本的な考え方(そうでもないかも知れないが)に共感できない部分は正直あるものの、組織を円滑に運営することに重点を置くならば、組織のリーダー格ほどこの本を読むことが有効に作用...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月25日
タイトルに惹かれた、斎藤先生の本だし、まさに今の若者の取り扱いに迷いがあったので、一気読みしました。
ゆとりら世代は、実は伸びるという副題も、なになに?どれどれ?と興味が湧きましたね。
内容も、たくさん生徒たちと接している先生ならではの分析で、かつ実際に授業で取り扱いについて検証しているのでとて...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月19日
タイトルのまんま、著者が現代の若者をうまく伸ばす方法を書いた本。
すごくリアルな、悪く言えば冷めた目線で若者を見ているなあと感じました。
でも齊藤さんの言うことは、かなり当たっていると思える。
最後の章にある、若者の生の声を載せているのは、思い切った試みだと思いました。
ただ、全編読んでみて、甘えだ...続きを読む
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