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Posted by ブクログ 2020年01月25日
丸山眞男が思想史研究を通じて取り組んだ、「自由」や「主体」、「対話」などといったテーマを発掘している本です。
戦後の丸山は、徂徠の思想に近代的主体性の先駆けというべき「作為」の考え方を見ようとしていました。しかし徂徠の思想は、従来の封建的秩序を変革する可能性をもっている一方で、封建的社会関係や道徳...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月27日
丸山真男の思想を概観したいと思い読んでみた。
著者は日本の思想史を専門にしているようで、京都学派との関わり合いなども含めて、丸山の生涯を上手にリンクしながら、主要となる思想を紹介していると感じた。
前半は、主体や国家、自由やナショナリズム、原型などの思想を紹介しながら後半につなげている。後半は、...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月27日
丸山真男の業績を概観するために読む。
主要著作の内容を年代順にまとめているほか、刊行されている東大での講義録も参照しながら、丸山の生涯と思想の変遷を追う。
平凡社ライブラリーの「丸山眞男セレクション」で、「軍国主義者の精神形態」や「超国家主義の論理と心理」など、有名論文は読んでいたが、「古層論」...続きを読む
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