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Posted by ブクログ
ー 戦争反対とほざく者。差別反対とぬかす者。核兵器など絶対に持ってはいけないと主張する者。彼らの顔を見ればいい。のっぺりとした、まるで緊張感に乏しい表情をしている。それは善意という欺瞞によって漂白されてしまった、人間が本来持つ獣としての野蛮さを否定した者達の成れの果てだ。
人間とは殺し合う生きもの。戦争する生きもの。そのことを理解してヒトは初めて己の中にある残酷さを飼い馴らすことができる。戦争を起こすのは、人を殺すのは、そういう理屈を分かってないやつだ。自分だけが高みに立って締麗な言葉を弄び、己の中に差別心、残酷性が潜んでいることを締麗に忘れている。 ー
昂る力への意志と厭世観。
背後では何かが起こっているんだけど、本筋では何も起こらない作品。
7冊目にしてまさかの“何も起こらない”という究極のアンチミステリ。
ジュブナイル小説だっけ?
もはやこのまま最後まで読むしかないな…。
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