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Posted by ブクログ
相変わらず星新一は鋭い。。
盲点を突いてきます。
私たちが日常どれだけ思い込みで生活してるか改めて感じました。
とくに「エスカレーション」では、
たしかに、私たちでどうしようもないことに全神経傾けて、科学を発達させてきたんだな(苦笑)と思う。
下らないものの中にこそ大切なものを見出せると思うか、くだらんものはくだらんと思うかは、個人の自由であるとは思う。
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下らないことに一生懸命になれるのも悪くないと感じる今日この頃。
Posted by ブクログ
“流行の鞄”、“なりそこない王子”などは、思い浮かびそうで浮かばないプロットで、さすがとしかいいようがない。
“流行の鞄”は、舞台で喜劇化してもおもしろいだろうな。
“収容”は、読者の先入観を利用した、見事なオチ。読みながら、星新一にしてはいやに色っぽい語り草で珍しいなと思っていたが、なるほどその意図があったかと感嘆した。
星新一の話の根底には、痛烈な皮肉がある。もはや「バカにしている」とも言えるくらい、あるテーマを滑稽化している。
しかしながら、星新一が何世代にもわたって愛され、「読書の手始め」のような立ち位置で評価されるは、その皮肉の中に重苦しい主張がないからだと思う。
「だからどうだ、こうなのだ」という思想が込められておらず、淡々と皮肉だけを提示している。
巻末の解説が著者のあとがきになっており、星新一自身で自分の作品を批評している。たった数ページのこのあとがきでさえ、星新一の淡々とした文体が味わえ、この部分だけで買う価値がある。
装丁、挿絵が真鍋博氏のイラストでないのが、残念でならない。
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