猫見酒

猫見酒

610円 (税込)

3pt

3.6

商売物のうなぎに愛着を感じ、うなぎを殺せなくなった長八は、南念和尚に相談し、「ご天寿うなぎ」なるものを考案した。それは江戸で大流行するが……。落研出身の著者による、古典落語、オリジナル落語をベースとした江戸人情噺。

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猫見酒 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年11月27日

    落語っぽい短編集。簡単に楽しんで読めるのでいい。
    しかし、前後の話の影響もあってか、流れに乗れない部分があった。短編集の弊害かな;

    0

    Posted by ブクログ 2015年05月17日

    花見酒、月見酒、雪見酒に続いて乙な酒盛りを考えていた呑兵衛の馬次たち。
    猫を見ながら酒を飲む事を思いついた馬次たちは徳利片手に黒猫を追いかけていく。

    オリジナルの落語小説10席。
    実際に落語としてやったら まだまだ変わっていくのだろうなぁという噺もある。
    そう考えると古典落語のオチってやっぱり凄い...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年02月27日

    落語小説というよりは、新作落語10席というところか。
    高座で聞くならともかく、文字で読ませるにはちょっと弱い気がした。

    0

    Posted by ブクログ 2017年10月16日

    大江戸落語百景というだけあって、落語の小話を聞いているよう。1つ1つのお話はそんなに長くはなく、ぽんぽんと展開して最後に落ちが付く。猫見酒は、「猫を見ながらお酒を飲むなんて乙だねぇ〜。」というところから始まる。桜や雪と違って、猫は動き回る。猫を追いかけながらお酒を飲む、変な男4人。行きついた先では猫...続きを読む

    0

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