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Posted by ブクログ 2020年10月31日
子供は「鳩」→「鳥」→「九」の順に漢字を覚える、というお話がおもしろい!
学校では画数が少ない方から覚えることになってるけど、画数関係なく、具体→抽象の方が覚えやすい。
抽象の代表格「愛」って漢字は小学4年生くらいで習う。その歳で器としてのその漢字を知り、その器に意味をどんどんためていく、って考...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月23日
画家と数学者が日本語について語った本。
対談なのであっという間に読めてしまいます、でも、読み終えるのがもったいないんです。
短い言葉の中に、日本語への誇りとか憧れとか抒情とか…そういうものがいっぱいに詰まっていて、読みながら、熱いものが喉元に込み上げてくるのを何度感じたことか…
この中で紹...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月17日
対談形式の本です。
とても読みやすく、「入門」の名にふさわしい本だと思います。
日本人の地力は、日本語と日本語によって書かれた”文学”から来ているということを良く解らせてくれます。
この本では先人の書かれた本が例として多く載っており、読んでみたい気持ちになりました。
そう長い本ではないので、一読を...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月30日
画家の安野光雅、数学者の藤原雅彦、2人の「日本語について」の対談を冊子にしたもの。
あぁ、日本語ってホントに豊かなんだ、そしてお2人のユーモアも素晴らしい。
というのと、今後読んだら良い本のガイドブックにもなっています。
この「世にも美しい日本語入門」は、
対談集なので、楽に読めます。 ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
安野光雅(と藤原正彦の対談)にクラフト・エヴィング商會の装丁なんて素敵すぎる。両者とも齢相応のかたくなさが目についてしまって、対談内容だけを取り上げてしまえば藤原氏が小川洋子と語った「世にも美しい数学入門」よりも劣るけれども、「美しい日本語」が矢継ぎ早に出てくるのは流石。そう、本書にも取り上げられる...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月20日
藤原さんのエッセイ、日本語に対する考え方が好きで、文藝春秋の巻頭や、エッセイ集は読んでいます。今回は恩師との対談形式でまた別の楽しみ方が出来ました。語彙力が思考の深さ、広さを支えているのだと、日本語の特別な特性、可能性を改めて認識させていただきました。もっと古典に触れ未熟なジジイから大人のジジイにな...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月18日
藤原さんの国語教育重視の考え方に賛同しているワタシ。今回は久しぶりにその流れの一冊を。
藤原さんの小学校の恩師(!)である安野さんとの対談形式で進むこの本のいいところは、「今の若いもんは…」的な嘆き調になっていないこと。だから、読んでいて反発を覚えるどころか、やっぱり日本人としては日本語を誇り、日本...続きを読む
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