世にも美しい日本語入門

世にも美しい日本語入門

660円 (税込)

3pt

日本語・日本文学に造詣の深い画家と数学者による対談集。古典や唱歌・童謡から日本語のもつ美しさ、奥深さを語り合い、すべての思考・学問・教養の基地となる日本語を学ぶことの意味を、存分に伝えていく。森鴎外『即興詩人』からは文語の素晴らしさを、落語からは高度なユーモア、唱歌・童謡からは文化の継承、と様々な角度から日本語をみていく新しいタイプの入門書。

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世にも美しい日本語入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年10月31日

    子供は「鳩」→「鳥」→「九」の順に漢字を覚える、というお話がおもしろい!

    学校では画数が少ない方から覚えることになってるけど、画数関係なく、具体→抽象の方が覚えやすい。

    抽象の代表格「愛」って漢字は小学4年生くらいで習う。その歳で器としてのその漢字を知り、その器に意味をどんどんためていく、って考...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年03月23日

    画家と数学者が日本語について語った本。

    対談なのであっという間に読めてしまいます、でも、読み終えるのがもったいないんです。
    短い言葉の中に、日本語への誇りとか憧れとか抒情とか…そういうものがいっぱいに詰まっていて、読みながら、熱いものが喉元に込み上げてくるのを何度感じたことか…

    この中で紹...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年07月17日

    対談形式の本です。
    とても読みやすく、「入門」の名にふさわしい本だと思います。
    日本人の地力は、日本語と日本語によって書かれた”文学”から来ているということを良く解らせてくれます。
    この本では先人の書かれた本が例として多く載っており、読んでみたい気持ちになりました。

    そう長い本ではないので、一読を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月30日

    画家の安野光雅、数学者の藤原雅彦、2人の「日本語について」の対談を冊子にしたもの。

    あぁ、日本語ってホントに豊かなんだ、そしてお2人のユーモアも素晴らしい。
    というのと、今後読んだら良い本のガイドブックにもなっています。

    この「世にも美しい日本語入門」は、
    対談集なので、楽に読めます。 ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    安野光雅(と藤原正彦の対談)にクラフト・エヴィング商會の装丁なんて素敵すぎる。両者とも齢相応のかたくなさが目についてしまって、対談内容だけを取り上げてしまえば藤原氏が小川洋子と語った「世にも美しい数学入門」よりも劣るけれども、「美しい日本語」が矢継ぎ早に出てくるのは流石。そう、本書にも取り上げられる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    日本人の必読本。抽象的な日本生まれの漢語を生み出した西周さんのこと。私は強制されて読書するのは天邪鬼だからこのまないけれど、読書ゼミというのは名著に出会う良いきっかけになるはずだ。宮本常一「忘れられた日本人」無着成恭「山びこ学校」新渡戸稲造「武士道」を読みたい。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    画家と数学者が日本語を語るのが面白くて購入。お二人のいずれにも日本語でインプットされたことが元になり、絵であり、数学でありのアウトプットになっている。面白い。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ひとりの数学者とひとりの画家が語り合う日本語の魅力。そのリズム・表記・文学… 失ってはいけない大切なものが、言葉の中にはあるんです…

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    Posted by ブクログ 2022年11月20日

    藤原さんのエッセイ、日本語に対する考え方が好きで、文藝春秋の巻頭や、エッセイ集は読んでいます。今回は恩師との対談形式でまた別の楽しみ方が出来ました。語彙力が思考の深さ、広さを支えているのだと、日本語の特別な特性、可能性を改めて認識させていただきました。もっと古典に触れ未熟なジジイから大人のジジイにな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月18日

    藤原さんの国語教育重視の考え方に賛同しているワタシ。今回は久しぶりにその流れの一冊を。
    藤原さんの小学校の恩師(!)である安野さんとの対談形式で進むこの本のいいところは、「今の若いもんは…」的な嘆き調になっていないこと。だから、読んでいて反発を覚えるどころか、やっぱり日本人としては日本語を誇り、日本...続きを読む

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